砂嵐のパンゴンツォ
ヌブラ訪問から帰って来た次の日、パンゴンツォへおともしました。
夫ヤンペルと息子創一はレーでお留守番。
私だけ同行しました。
4時半出発でパンゴンツォに向かった私たち。
タンツェで朝食をとりました。
おいしいメギー(インスタントラーメン)とミルクティーを提供してくれたのはこのお二人。

アマレと記念撮影

ここでの一番の収穫は、ピュアーウールの靴下。

お値段130ルピー。
すでにしもやけ状態の私の足を今も優しく包み込んでくれています。
ここまでは非常に順調でしたが、パンゴンツォまであと7キロの地点でトラブル発生。
砂嵐です。
ぬおーーー!

ギャーー!

たまっていた砂にスタックした車を軍隊の車に引っ張ってもらうも失敗・・・。

一旦引き返して民家に駆け込みスコップを3本借りました。
引き返したおかげで出会えたキャン(野ロバ)

そして再度砂嵐地点に到着。
ドライバーさんとお客様と私の3人で砂を掘りまくる、掘りまくる!
眼にも鼻にも口にも耳にも砂が入りまくりで本当に大変でした。
帽子を持っていなかったため、ドライバーさんは車のシートカバーで頭や耳を覆っていました。

そんな3人の頑張りの甲斐あってなんとか砂だまりを抜けました。
・・・が、さらにその先でカーブの砂だまりにスタック。
今度は掘って掘って掘りまくっても抜け出せない状態になってしまいました。

もうどんなに掘っても無理。
ドライバーさんが通りがかりの車にのってパンゴンツォの近くへトラックを呼びに行ってくれました。
約一時間後、帰って来たドライバーさんと大きなトラック。
そのおかげで何とか抜け出せてパンゴンツォへとたどり着く事ができた私たち。
見慣れたパンゴンツォの景色も何だか特別に思えました。

諦めかけたパンゴンツォ、やっぱりたどり着けて良かったと写真を撮るお客様を見て心から思いました。

砂嵐地点を通り抜けて、スコップを借りた家に到着。

・・・まだ車のカバーをかぶっているドライバーさん。
嗚呼、大冒険のパンゴンツォ。
なんとか大成功でレーに帰ってくることができました。
冬のチャンタンは雪だけでなく、風がきつい日にも注意です。
- 関連記事
| 各地域の情報 | 15:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
驚きました
こんにちは。
日記を読んで驚きました。
自然の力はすごいですね・・・。
| のび太 | 2011/12/15 18:05 | URL | ≫ EDIT