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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

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ラダック仏教徒協会による集会が行われました

先日起こってしまったポカルゾンでのイスラム教徒による仏教徒への投石事件以来、大きな集会が今日ゴンパソマで開かれました。

今日はイスラム教の「モハラム」というお祈りの儀式の日でした。

町を行進しながら自分の体を痛めつけて血を流し、それをお供え物として神アッラーにささげる大きな儀式です。

作夜から今日のモハラムに向けての練習のような行為が町で行われるなど、イスラム教の結束が目に見えて強まっていました。

今日は夫が朝から仕事をしに町へやってきていたのですが、恐ろしいモハラムを見るのが嫌だったので、私と創一は家で待機していました。

去年は私もモハラムの行進を目にしましたが、それはそれは恐ろしい地獄絵図のような光景でした。

おびただしい数のイスラム教徒が一同に介し、なにやら歌のような号令のようなものを叫びながら金具の武器で自分の頭や胸を突き刺す。

思い出すだけで吐き気を催すような恐ろしい光景を今でもはっきりと覚えています。

夫によると、今日行われたモハラムで流された血は、例年よりもはるかに多かったとのこと。

モハラムの行進は午後3時ごろに終わったそうです。

私は午後5時前に町を通ったのですが、すでに町中に水がまかれ、流された血はほとんど洗われていました。

そんな「モハラム」がメインストリートで行われた今日、その近くに位置するレーのゴンパソマで、LBA(Ladakh Bhuddist Assosiation/ラダック仏教徒協会)によって大きな集会が開かれました。

ミーティングが行われた時間は午後4時から30-40分間。

モハラムが終わってすぐのタイミングです。

今日集会に集められた参加者は、カルギル地域からやってきてレーにすんでいる仏教徒。

レーにすむカルギル地域出身の仏教徒(ザンスカール地域を含む)、ポカルゾンやムルベクの仏教徒住民がゴンパソマに集められました。

夫もザンスカール出身とのことでオフィスにやってきたLBAのスタッフに招集されて集会に参加したとのことです。

ここ数年におけるポカルゾンやその他の地域で起こっている事件について、カルギルの警察組織などが全く関与せずに問題をほったらかしにしているので、LBAが直接カルギルの警察組織に訴えるかどうかを検討している・・・。

また、カルギル地域からやってきてレーにすんでいる仏教徒によって新しい協会を設立するかどうか検討しているとの内容だったそうです。

また、この事件が起こって以来まだ何も起こっていないけれど、モハラムも終わり興奮しているイスラム教徒に対する注意を喚起するようにと指導があったそうです。

明日またカルギルの警察に訴えるかどうか、新しい教会を立ち上げるかどうかの結果報告のための集会が開かれるそうです。

まだこの話は本当に水面下で内々に検討されていることとの事なので、今後の動向に気をつける必要があります。









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| お知らせ | 18:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なかなかに、さすがにショッキングですなぁ。
確かキリスト教徒にもこういう催しがあり、目にした事があります。
自身の体に傷を付け血を流しながら十字架を背負い、正にイエスに
成り代わったように街を練歩き、見ている人々はそれを崇め、祈り
教会まで行列をなして行くわけです。血だらけの本人は、後に聞くと
本人自身トランス状態ですから降臨した気分なんでしょうなぁ。

恵まれない環境下において、独自の発展を遂げているイスラム・キリスト教。
解釈の違いにより様々な伝播を経て今日に至り、時に回帰を求め原理追求に
暴走する事も、度々ですよね。

でも、スンニ・シーア派であろうと、エチオピアの黒いマリアであろうと
基本は「慈悲」ですから、人々は優しいはず・・と思っていますよ。
要は、「導き」を求める民を餓えさせないために・・

創一っちゃん、元気ですか?
日本も急に寒くなって来ました。お体に気を付けて下さいね。




| 狸爺 | 2011/12/07 09:11 | URL | ≫ EDIT

宗教は

狸爺さん

そうなんですよね。
神聖な儀式とわかりながらも、あの血みどろの光景は目を覆いたくなります。
あの過激な儀式によって絆、そして宗教の結束が強まっていくというのが、イスラム教などに詳しくない私でも目に見えてわかります。

夜通し叫びながら行進する人々、血みどろになりながらも踊り、歌い叫ぶ群衆。

そのパワーは全てを圧倒する力を持っていますね。

その宗教の力が時に良くない方向に向かっていくのはとても悲しいことです。
できれば、その宗教の力が、人々心の救済のためだけに利用されることを心から祈ります。

創一はおなかを壊していますが、すこぶるご機嫌で、ラダックやザンスカールの音楽に合わせて踊り暮らしています。

寒いですが、心も体も元気な一家です!



> なかなかに、さすがにショッキングですなぁ。
> 確かキリスト教徒にもこういう催しがあり、目にした事があります。
> 自身の体に傷を付け血を流しながら十字架を背負い、正にイエスに
> 成り代わったように街を練歩き、見ている人々はそれを崇め、祈り
> 教会まで行列をなして行くわけです。血だらけの本人は、後に聞くと
> 本人自身トランス状態ですから降臨した気分なんでしょうなぁ。
>
> 恵まれない環境下において、独自の発展を遂げているイスラム・キリスト教。
> 解釈の違いにより様々な伝播を経て今日に至り、時に回帰を求め原理追求に
> 暴走する事も、度々ですよね。
>
> でも、スンニ・シーア派であろうと、エチオピアの黒いマリアであろうと
> 基本は「慈悲」ですから、人々は優しいはず・・と思っていますよ。
> 要は、「導き」を求める民を餓えさせないために・・
>
> 創一っちゃん、元気ですか?
> 日本も急に寒くなって来ました。お体に気を付けて下さいね。

| jokosachi | 2011/12/09 17:31 | URL |















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