2010年サカダワ祭@レー、ラダック saka dawa festival 2010 in Leh Ladakh
レーでは、今年のサカダワは5月27日でした。
サカダワとは「サカ:お釈迦様、ダワ:月」という意味で、お釈迦様の誕生、エンライトメント、そして涅槃を記念する日です。
仏教文化圏で最も大切にされる日の一つです。
残念ながら私はあまり日本の仏教行事に詳しくないのですが、日本では確か甘茶を飲んだりするのではなかったでしょうか。
ちなみに、夫によると、レーとザンスカールでは使っているカレンダーが若干違うらしく、サカダワの日もずれているようです。
さて、せっかくレーに住んでいますので、私も我が子とともに、このお祭りに参加してみました。
大家のヤンチェンさんに誘われ、彼女と隣人のチョロルちゃん、ジョルダン君、彼らのお母さんと一緒に、内容を一切聞かされないまま、出発。
我が子を抱っこひもでお腹に抱えながら、まずは家の近くのラムドンスクールへ向かいました。
伝統的なラダックの盛装の老若男女とレー中の学生(私には1万人ぐらいに見えました)が集まって、踊りなどを見物していました。
学生が寄付を集めに来たり、音楽隊が演奏したり、テレビの取材が来ていたりで、なかなか興味深いひとときでした。
レーでは、普段から女性はラダックの伝統的な恰好をしていることが多いのですが、この日ばかりは男性(若い人も含めて)もちゃんと伝統的な恰好をしてお祭り見物に来ていました。
ということで、彼らの写真も撮らせてもらうことができました。
そして次はナムギャルツェモ。
車で行くのだろうと思っていたら、徒歩。
レーで一番の高台に位置するナムギャルツェモに向かって、大量の学生(私には5万人ぐらいに見えました)と共に、行進しました。
我が子をお腹に抱えたまま、ビデオや写真を撮りながらの行進だったので、非常につかれました。
給水車が出動したり、ハルワー(甘いもの)を無料で配ったりしていて、フルマラソンみたいな雰囲気でした。
ナムギャルツェモでは特別なお祈りが行われていて、しかも普段はあいていないお堂が解放されていたりで、期待以上に見応えがありました。
熱心に五体投地をする隣人たちの気迫に押されて、私もついその気になって五体投地をしました。
哀れ我が子は私のお腹にひっついたまま、何度も逆さまになっていました。
ナムギャルツェモの次はレーの王宮です。
普段は入場料が必要ですが、この日は無料になるらしく、私も無料で入場させてもらいました。
もちろんここでもたくさん祈りました。
ここまでで、出発してから3時間。
私も我が子も限界に近づいていましたが、熱心に祈りを捧げる隣人さんたちに、「もう十分祈りましたので、ぜひ帰りたいです」とも言い出せないまま、引き続きメインバザール付近の小さなゴンパ巡りへ。
最終的に20以上の場所で五体投地をしました。
私と我が子はゴンパ巡りで終了しましたが、大家さん一行は「メインプログラムに行く」といってどこかに消えて行きました。
特別なお祈りが大きな広場で催されていたようです。
さらにあとから聞いたところ、夜10時ぐらいまでどこかでお祈りをされていたそうです。
熱心な隣人さんたちに囲まれて幸せなことです。
大変疲れましたが、とても有意義な一日でした。
普段みれないお堂が解放されていましたし、着飾った人々がうろうろしていて素敵な写真が撮れましたし、五体投地はし放題でしたし、学生の大行列がみれましたし、隣人さんたちとの交流も深めることができましたし。
そしてなにより素敵だなと感じたのは、色鮮やかな新しいルンタ。
この日を境にたくさんの古いルンタが新しいものに交換されますので、レーが一年で一番色鮮やかになります。
皆様、来年は「レーサカダワ祭、知られざる小さなゴンパ巡りの旅」いかがでしょうか。
よろしければ、私が自らご案内します(子連れで)。
サカダワとは「サカ:お釈迦様、ダワ:月」という意味で、お釈迦様の誕生、エンライトメント、そして涅槃を記念する日です。
仏教文化圏で最も大切にされる日の一つです。
残念ながら私はあまり日本の仏教行事に詳しくないのですが、日本では確か甘茶を飲んだりするのではなかったでしょうか。
ちなみに、夫によると、レーとザンスカールでは使っているカレンダーが若干違うらしく、サカダワの日もずれているようです。
さて、せっかくレーに住んでいますので、私も我が子とともに、このお祭りに参加してみました。
大家のヤンチェンさんに誘われ、彼女と隣人のチョロルちゃん、ジョルダン君、彼らのお母さんと一緒に、内容を一切聞かされないまま、出発。
我が子を抱っこひもでお腹に抱えながら、まずは家の近くのラムドンスクールへ向かいました。
伝統的なラダックの盛装の老若男女とレー中の学生(私には1万人ぐらいに見えました)が集まって、踊りなどを見物していました。
学生が寄付を集めに来たり、音楽隊が演奏したり、テレビの取材が来ていたりで、なかなか興味深いひとときでした。
レーでは、普段から女性はラダックの伝統的な恰好をしていることが多いのですが、この日ばかりは男性(若い人も含めて)もちゃんと伝統的な恰好をしてお祭り見物に来ていました。
ということで、彼らの写真も撮らせてもらうことができました。
そして次はナムギャルツェモ。
車で行くのだろうと思っていたら、徒歩。
レーで一番の高台に位置するナムギャルツェモに向かって、大量の学生(私には5万人ぐらいに見えました)と共に、行進しました。
我が子をお腹に抱えたまま、ビデオや写真を撮りながらの行進だったので、非常につかれました。
給水車が出動したり、ハルワー(甘いもの)を無料で配ったりしていて、フルマラソンみたいな雰囲気でした。
ナムギャルツェモでは特別なお祈りが行われていて、しかも普段はあいていないお堂が解放されていたりで、期待以上に見応えがありました。
熱心に五体投地をする隣人たちの気迫に押されて、私もついその気になって五体投地をしました。
哀れ我が子は私のお腹にひっついたまま、何度も逆さまになっていました。
ナムギャルツェモの次はレーの王宮です。
普段は入場料が必要ですが、この日は無料になるらしく、私も無料で入場させてもらいました。
もちろんここでもたくさん祈りました。
ここまでで、出発してから3時間。
私も我が子も限界に近づいていましたが、熱心に祈りを捧げる隣人さんたちに、「もう十分祈りましたので、ぜひ帰りたいです」とも言い出せないまま、引き続きメインバザール付近の小さなゴンパ巡りへ。
最終的に20以上の場所で五体投地をしました。
私と我が子はゴンパ巡りで終了しましたが、大家さん一行は「メインプログラムに行く」といってどこかに消えて行きました。
特別なお祈りが大きな広場で催されていたようです。
さらにあとから聞いたところ、夜10時ぐらいまでどこかでお祈りをされていたそうです。
熱心な隣人さんたちに囲まれて幸せなことです。
大変疲れましたが、とても有意義な一日でした。
普段みれないお堂が解放されていましたし、着飾った人々がうろうろしていて素敵な写真が撮れましたし、五体投地はし放題でしたし、学生の大行列がみれましたし、隣人さんたちとの交流も深めることができましたし。
そしてなにより素敵だなと感じたのは、色鮮やかな新しいルンタ。
この日を境にたくさんの古いルンタが新しいものに交換されますので、レーが一年で一番色鮮やかになります。
皆様、来年は「レーサカダワ祭、知られざる小さなゴンパ巡りの旅」いかがでしょうか。
よろしければ、私が自らご案内します(子連れで)。
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