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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

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手づかみでカレーを食べる

インドといえばカレーですね。
ここラダックでもカレーは一般的な家庭料理です。
豆のカレーや、ほうれん草のカレーや、オクラのカレー、いろいろな種類があります。
とにかくスパイスが入っていて、ご飯(もしくはパン)につけて食べるものであればカレーです。

さて、「手づかみでものを食べるなんてあり得ない」派だった私も、先日ついに手づかみでカレーを食べました。

彼の親戚の家に宿泊した時のことです。
夕食が始まる前に、私にだけスプーンが配られました。
私だけスプーンを使うと、気取っているような気がして「私も手づかみで食べます」と宣言しました。
みんなにじろじろ観察される中、右手を使って食べました。
一つのお皿にほうれん草の炒め物、マトン煮込み、オクラの炒め物、ご飯がのっていました。
全てのおかずにはスパイスが入っているので、たぶん全部カレーと呼んでいいと思います。
これらを指で混ぜて、指で食べます。
最初は、正直感触が気持ち悪いと思いましたが、なれてきてこつ(親指の動きが重要)をつかみ始めると、なんだかスプーンで食べるよりもおいしいような気がしてきました。
スプーンがあるのに、あえて手づかみで食べる人の気持ちがようやく分かりました。

以前添乗でリビアに行った時、ドライバーや現地のスタッフが、火にかかったままの鍋の中から、手づかみでマカロニをスープごとすくって食べていました。
その時は「絶対あり得ない」と思ったものですが、もし勇気を出してあのマカロニスープに挑戦していれば、彼らに共感していただろうと今は思えます。
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