fc2ブログ

ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

眼が喜ぶとは、このことか


以前、ザンスカール出身のおじさんの家にお邪魔して、伝統的な靴を作った・・という記事を書きました。

最近嬉しい事に「この靴に一目ぼれをした!この靴を作りたい!」というお問い合わせを立て続けに受けました。

ラダックにお越しいただいている方も、そんなお客様のうちのお一人です。

残念ながら今回は時間が無かったので、靴作りは諦めていろいろな場所を観光していらっしゃるのですが、「是非に!」ということだったので、おじさんが経営している小さな小さな(私たちの小さな旅行代理店よりももっと小さな)お店を一緒に訪問してきました。

そして、そこにさりげなく吊ってあった素朴なハーフジャケットに一目ぼれされて、早速購入していらっしゃいました。

サイズが少し合わなかったので、ただいまサイズのお直し中。

これが先一昨日の事でした。

その次の日、ハーフジャケットのお直しの様子をうかがいにおじさんのお店を覗いてみると、顎がはずれるほどの美しい刺繍が施された衣装が店に置いてあったのです。

それは見るからに古いもので、面積の6-7割はボロボロ。

刺繍部分もだいぶほつれていて、かわいそうなぐらいだったのですが、それでもこの衣装がどんなに価値のあるものかはド素人の私にもわかりました。

聞けば、それはザンスカールのカルシャ僧院に属する衣装だそうで、今回は修理のためにおじさんのお店に持ってこられたと言うことでした。

おそらくデザインなどから、かつてチベット本土から陸路ザンスカールにやって来た特別な婚礼のための衣装だろうとおじさんは言っていましたが、まさに眼が眩むほどの一品。

ツルの刺繍、ドラゴンの刺繍、山の風景、雲の風景などなどが見事に刺繍されていました。

shishu4.jpg

shishu3.jpg

shishu2.jpg

shishu1.jpg


この見事な刺繍に、私の眼は大喜び。

どうかきちんと修理がなされて、これからもこの衣装がずっとずっとザンスカール・カルシャの貴重な財産であり続けますように、と祈るような気持ちでお店を後にした私でした。

あまりにもその衣装がすごすぎて、脳の一部がマヒしてしまったため、本来の目的である「お直しの状況」について尋ねるのをわすれて帰ってきてしまいました。

ハーフジャケットのお直し、本当は昨日の出来上がりのはずなので、もうきっと出来上がっているはず。

冬に私のズボンをオーダーした時は、2週間遅れで出来上がって来たので、若干不安が募りますが、今回は絶対に期限を守ってねと何度も言ったので、きっとちゃんと作ってくれているはず。

おじさんを心から信じています。


関連記事
スポンサーサイト



| 異文化体験記 | 14:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://zanskar555.blog117.fc2.com/tb.php/429-d0af888b

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT