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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

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日食の伝説


昨日は日食でした。

朝からヤンペルと子供たちは大興奮で、家じゅうを走り回り、大騒ぎで観察していました。


我らがハンレーの天体観測所で撮影された日食の映像が、天体望遠鏡をコントロールしているバンガロールの研究所(Indian Institute of Astrophysics)からライブ発信されていて、みんなで実際の空やバケツの水に映る太陽と、ライブ配信を見比べながら数時間過ごしていました。


たぶんラダックの人たちはみんなハンレーの望遠鏡のライブ配信を見ていたのではないかと思います。

そのライブ配信の記録がこちらです。




次男と三男は、日食のおかげでできる不思議な影でせっせと遊んでいました。
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ラサ(我が家の愛犬)は日食興味なし。
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雲の感じ、空の色、影の形など、あたりの雰囲気全てが普段と異なり、なんだかドキドキしました。

友人のFace bookでレントゲン写真を使って観測しているのを見て、ヤンペルがタイで撮ってきたレントゲン写真を引っ張り出してきて、バケツの水に映った太陽を観測。
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ヤンペルの前にあるのが、かつて大金をはたいて購入したけれど、ネット事情がよくなり使わなくなってただの邪魔な飾りと化した、衛星インターネットのための白いお皿です。

真似してはいけない例を、迷いなく実行するヤンペル。
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えっと・・・・あなたの燃えてしまったおめめは、大丈夫なんですか???



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創一「自分ばっかり見てないで、ちょっとは貸してよ・・・」

ヤンペル、しぶしぶ創一に順番を譲っていました。

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子供達にとって、この体験は相当印象深いものだったようで、今日は1日中宇宙関係の図鑑を読んだり、日食にまつわる伝説をヤンペルから聞いたりして、過ごしていました。

ちなみに21日はヨガの日でもありましたので、壮大な天体ショーを観察する合間に、ヨガもちょくちょくはさんでいました。


せっかくですので、ヤンペルから聞いたお話を紹介します。

月、太陽、土星、金星、水星、地球・・・など宇宙には数え切れないほどの星があります。

その星の一つに、オオカミのような性質をもつ星「ザチェン・ラフー」があると考えられています。

オオカミは、大切な家畜であるヤギや羊を食べてしまうためチベット仏教圏では、悪い性質の象徴として考えられています。

そのザチェン・ラフーが太陽や月に襲いかかって食べてしまう時、それが日食や月食。

でもザチェン・ラフーの首には、小さな穴があいているので、太陽や月を食べたとしても、飲み込めずにその穴から太陽や月がすぐに出てくるのだそうです。

日食、月食が起こるとき、昔はお鍋などの金属製品を激しくたたいたそうです。

なぜならザチェン・ラフーはオオカミの象徴。

山でオオカミにあった時に大きな音を立てるとびっくりして逃げていくように、ザチェン・ラフーも同じように大きな音で逃げていくと信じられていたそうです。

今ではお鍋を叩いたりする習慣はラダックではなくなりました。

ですが、短い時間とはいえ、ザチェン・ラフーに食べられてしまう太陽や月をなぐさめるため、熱心にお祈りをする人は多いです。

私の夫のお姉さんも、日食中はいつもよりもだいぶ激しくずっとお祈りをしていました。

ラダックで金環日食が見られるのは、10年以上先のことだそうです。

次もまた今回のように、みんなでわいわい騒ぎながら観察したいです。



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