チャダルの思い出
ブログをご覧いただき、多くの方にご支援と温かい応援のメッセージをいただき、本当に感謝しております。
ご支援いただきました経過報告につきまして、数日以内にブログにて報告をさせていただく予定でおります。
本日の写真紹介は、冬だけ現れる氷の道「チャダル」がテーマです。
ザンスカールにつながる陸路は、毎年12月ごろから5月ごろまで途中の峠に積もる雪のため、通行止めとなり他の地域からは隔絶された状況になります。
ですが、ザンスカール川が凍って、1月中旬ごろから2月の下旬ごろまで、川の上を歩けるようになるのです。
近年は国内外からチャダルを氷の上を歩く世界でも珍しいトレッキングルートとして楽しむために観光客が多くやってきていますが、ザンスカールの人たちにとっては、閉ざされた冬の真っ只中におけるザンスカールと他の地域を繋ぐ大切なみちです。
また、ラダックは観光シーズンが、その過酷な寒さや物資不足が理由でとても短く、主に4月下旬から10月のはじめのみ。
冬の間は、観光業界に携わっている人々は、私たち旅行代理店を含め収入は激減します。
あの時はまだ長男しかいませんでしたが、子供が4人に増えた今、またみんなでザンスカールへチャダルを通って行きたいと思っています。
過去の記事の写真と重複しているものもありますが、改めて何枚かチャダルの写真をけいさいさせていただきます。
途中何組もの地元の人たちのグループとすれ違います。
その度に必ず知り合いがいるので再会を喜び話がはずみました。
荷物はチャダル専用のそりに乗せて運びます。
前方左側にいるのは長男創一を背負ったヤンペルです。
歩くたびに違った景色が現れては消え、現れては消え、で何度感動のため息をついたか、数え切れませんでした。
この写真に写っているのは、当時2歳の創一といとこのティンレーくんです。
ザンスカール滞在中は、どっぷりと伝統生活に浸かってのんびり過ごしていました。
チャダルの瞬間、そしてザンスカールで過ごした冬の記憶は、私たち家族にとって、大切な宝物です。
つい最近のことだと思っていたら、もう8年も前のことでした。
こんな記事を書いていたら、早く家族でチャダルに行きたい!!という気持ちが募ってきました。
・・・今年の冬、もしかしたら家族でザンスカールにいるかもしれません。
この写真の左下から流れているのがインダス川、上の方から流れてきているのがザンスカール川です。
このザンスカール川をチリンを経てずっとずっと遡っていくとザンスカールに着きます。
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| チャダル(氷の回廊) | 19:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑