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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

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感謝しかありません



先日5月7日、ヒドゥンヒマラヤのスタッフを支援するため、記事を書きました。

記事を投稿するボタンを押してから、情けないですがブログを読んで下さっている方々の反応が怖く、Face bookやLine、メールでいただくメッセージをしばらく見ることができませんでした。

考えれば考えるほど、自分のスタッフを救いたいために支援してくださいというのは、つくづく勝手なお願いだと思ったからです。

ところが、メッセージを勇気を出して拝見すると、本当に本当に、信じられないような温かいメッセージばかりでした。

ひとつメッセージをいただくたびに、私一人で読むには気持ちを抑えきれず、夫ヤンペルをパソコンの前に呼び、一文一文翻訳しながら一緒に拝見しております。

当然ながらご批判のメッセージも多数いただくべきだろうと覚悟していましたが、すべてが応援と励ましの気持ちのこもった温かいメッセージでした。


ヒドゥンヒマラヤを昨年ご利用いただいたお客様、数年前にご利用いただいたお客様、ずっとずっと前にご利用いただいたお客様、毎年のようにご利用いただいているお客様、この夏ご利用予定だったお客様、いつかラダックを訪問したいと思ってくださっている方、ブログをずっとご覧くださっていた方、お知り合いから私のことを聞いていただいて連絡をくださった方、以前出演したテレビ番組がきっかけで応援してくださっていた方、私と面識はないけれどラダックのことを愛してくださっている方、フェイスブックでつながってくださっていた方、以前勤めていた旅行会社のお客様、同じインド在住とのことで応援してくださっていた方、カナダに留学していた時にご一緒した方、小学校、中学校、高校の同級生まで。


コロナで大変だから支援はできないのだけれど、応援しているからねと励ましのメッセージをくださった方もたくさんたくさんいらっしゃいました。

ブログの記事を、フェイスブックやツイッターで拡散してくださった方も。

支援を募るだけではなく、私やヤンペルが仕事としてオンラインでできることを探してはどうか、と温かくアドバイスをくださった方も。

日本政府からの給付金の一部を送ってくださるとメッセージをくださった方も。


ブログの記事で記載したスタッフ以外のドライバーやガイドやコックを、支援先として指名してくださる方もいらっしゃいました。

本当に、どのように感謝の気持ちを表していいか、わかりません。

貴重な貴重な皆様の財産であるお金や未使用切手をご支援いただくことはもちろん、いただくメッセージの一文一文に、ヒドゥンヒマラヤや私たち家族やスタッフ、そしてラダックのことを想ってくださる気持ちが痛いほど感じられ、記事を書いた日から何度涙を流したか数え切れません。


公に募ってスタッフを支援するという私たちの決意は、スタッフには伝えていませんでした。

期待させたはいいが支援集まらず、結局私たちの貯金から申し訳程度の額を追加で渡すというような情けない結果になることも十分考えられたからです。

しかし今、想像を超える人数の方から支援してくださるというお声を頂戴し、昨日連絡の取れるスタッフに、応援してくださる方々のおかげでまとまった支援をすることができそうだということを伝えました。

これは私のおかげでもなんでもなく、ただただ力不足のヒドゥンヒマラヤの代わりに、応援し、励まし、支援をしてくださる方々のおかげなんですと伝えました。

同時に、ヒドゥンヒマラヤからはともかく、このように支援を募って大きな援助をする機会は今後はないということもしっかりと伝えました。

支えてくださる方に、心からの感謝の気持ちを伝えてほしい、恩返しをしたい、と心から喜んでくれました。

ご支援いただいた結果については、6月上旬ごろを目安にブログで記載させていただきたいと思っております。


今後どんなことがあっても、このように支援をお願いすることは絶対にしないと夫と二人で毎日決意を新たにしています。


コロナウイルスという、どんな打つ手も通用しない想定外の事態に、ヒドゥンヒマラヤとしては経営に大打撃を負いましたし、もちろんこれからもこのコロナの痛手と影響は続いていくと思います。

ですが、今回悩みぬいた末に、勇気を出して支援を募集したことで、私たちの見えないところで、どれほど応援され励まされ見守られていたのか、皆さまから頂くメッセージで改めて気づかされています。

ありきたりな言葉しか出てこず、本当に本当に情けないですが、心から感謝しています。

本当に本当に、本当にありがとうございます。


また、多くの方より、このつたなすぎる私のブログを楽しみにしてくださっているというありがたいメッセージをいただきました。

コロナに負けず、ラダックの写真や子供たちの写真や日々の生活ぶりをまた載せてほしいという、励ましのリクエストもいただきました。


少しづつ、日常を伝える明るい内容のブログの記事も投稿させていきたいと考えておりますので、どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。


感謝を込めて Hidden Himalaya 上甲紗智



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迷ったけど

迷ったけど、支援させていただきます。
ここまでスタッフのことを考えてくれる経営者、なかなかいませんよね。
いつかまたラダックへ行ったとき、またお世話になりたいです。
これからもよろしくお願いします(o^^o)

| にゃんすけ | 2020/05/10 14:00 | URL |















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