誤算
抗議活動のときの夫の態度により妻が不信感を募らせており、家の中が若干ピリピリしております今日この頃です。
さて、お知らせ忘れておりましたがヤンペルは無事に旅行先のビザを取得、日本のビザも取得完了しました。
日本のビザについては、マルチで申請をしていたのですが、残念ながらシングルエントリーのビザが発給されました。
マルチエントリーの申請がはねられるとはまさか思っていなかったので、大使館に理由等を問い合わせて、我が家の事情を説明して懇願してみたところ、なんと再検討してくださることに。
日本のビザはただいまペンディングとなっています。
本日の記事のタイトル「誤算」ですが、インド紙幣ショックによって発生した誤算です。
今回、ヤンペルは二つのビザ申請のためだけにデリーに行きました。
高い飛行機代、ヤンペル不在の不便さを犠牲にデリーに飛んだわけです。
でもまあ、せっかくデリーに行くのだから必ずこの二つをデリーから買って持って帰ってきてねとお願いしてありました。
①豚肉3キロ
②底を尽きてしまった日本米を最低10キロ
デリーで手に入る日本米は、高いうえに感激のおいしさではないのでしぶしぶなのですが、それでもインド米と日本米を混ぜて炊くと気分がものすごくよくなるので、妻切望。
ATMカードもあるし、現金(旧紙幣!!)も用意したしまず問題なく持って帰ってきてくれると思っていました。
ところがヤンペルがデリーについた2日後に紙幣ショックが勃発。
ヤンペルの使用可能な持ち金が数十ルピーになってしまいました。
連日、そして終日ATMに並びまくり、ぼったくり商人から搾取されながらもなんとか両替をして、ビザ代やデリーでの交通費をねん出したヤンペル。
豚肉の代金は、必死の努力の末どうにかこうにか支払えたらしい。
豚肉代払ったら、財布に20ルピーしかなくなったとデリーから電話をしてきていました。
しかし日本米代は工面できず、まさかの断念。
大金はたいてデリーに行って、日本米すら購入できないって、どういうことでしょう。
こればかりはもちろんヤンペルを攻め立てることは一切しませんでしたが、行き場のない怒りがふつふつと湧き上がってきました。
モディさん決断力と実行力あるわ、私も穏やかな気持で不便を我慢して協力しないとね、などと現を抜かしておりましたが、日本米問題のおかげで態度反転。
貴重なお買い物のチャンスを奪われ、ラダック在住日本人は憤っております。
豚肉で角煮とか豚汁とか作って、ハーフご飯(インド米半分、日本米半分で炊いたご飯のこと)と一緒に涙を流して食べる予定だったのに。
昨日の朝は豚汁を作り、インド米と一緒にいただきました。
今日の夕食は昨日の夜に仕込んだ角煮ですが、インド米と一緒にいただく予定です。
インド米はぱさぱさしているので、汁を吸ったご飯は、箸では一粒づつしかつまめませんのでスプーンで食べます。
スプーンで食べる豚の角煮、気分が非常に盛り下がることが想像されます。
喜びの涙を流すつもりでしたが、本日の夕飯時にも悔し涙がほほを伝うかと思います。
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