長男に嫌がられる
ザンスカールから戻ってきてから、夫のお母さんと一緒に暮らしています。
私が忙しい間、直人の面倒を見てくれたり、一緒に日向ぼっこをしたり、とってもいい時間を過ごしています。
Hidden Himalayaの仕事が毎日あるので、私はいつも日中レーのオフィスに出かけるのですが、お母さんからいつも「寒い格好をして!」と叱られていました。
それでもジーンズで出かけていた私をみてついにお母さんが「あの私が作ってあげたナンブー(羊の毛でできたザンスカール伝統の織物)のズボンはかないと、絶対出かけたらだめ」と言ってこられたので、ナンブーのズボンで最近はオフィスに来ています。
私がこのズボンをはきたくなかったわけはただ一つ。
このズボンをはいていると、間違いなく待ちゆく皆様から「ザンスカールのナンブーを履いている外国人ザンスカール妻」と熱い視線が注がれるからです。
私が気に入っていて年がら年中頭にかぶっているゴルダムも、ザンスカールを象徴する一品なのですが、それをかぶっているだけでも街を歩いていると「ザンスカール妻、ザンスカール妻」と噂をする声が聞こえてきます。
緑のゴルダムがお気に入り

このゴルダムは、もう私の頭の一部と言っていいぐらい便利で気に入っていて、誰に何を言われようと一日たりともかぶらないという選択肢はないのですが、ゴルダムに加えてナンブーのズボンをはくと、さらに劇的に注目の的になることがわかりきっているので、嫌だったのです。
さて、ヤンペルがデリーに行ってしまった今日この頃、ギャツォさんはザンスカールの実家でつかの間のホリデイ中なので、私が創一と秋生を学校のクラスまで送っていく必要があります。
お年頃の長男創一は、私が「外国人ザンスカール妻」とこそこそ噂をされるのが気にいらないらしく、「かーちゃんナンブー履いてるから恥ずかしい、クラスへは一人で行くからね」とそそくさとクラスへ行こうとします。
そこでかーちゃん怒りのひとこと「わかったナンブーのズボンいますぐ脱ぐ! その代わり裸で踊りまくるからね!!!!!!!!!!!!!」
創一「ダメ」
秋生「かーちゃん踊って」
母「はい」
創一「ヒィィィィィl!!!!!!!」
というわけで、創一に嫌がられながらも、お母さんの気を静めるために履きだしたナンブーのズボン。
履いてみるとめっちゃあったかい。
今までひざなどに冷えをかんじながらオフィスで過ごしていましたが、ナンブーを履きだしてから下半身に一切の冷えを感じない。
もう冬中一日たりとも手放せません。

毛玉が・・・
創一残念、人々の注目度などは一切気にせず、ナンブーのズボンを履きまくろうと決意したかーちゃんです。
--おまけ--
直人は気にせず「ボボ(伝統衣装)」着用

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| ザンスカール | 12:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑