学校に文句をつける
6歳児創一と3歳児秋生、ただいまラダックの学校に通っています。
二人とも、ラダックパブリックスクールにて日々楽しく勉強をしています。
素敵な先生がいて、素敵な仲間がいて、おおむね問題はありません。
ですが、どうしても私が許せないことが一つあって創一の担任の先生に先日ついに文句を言いに行ってしまいました。
それは、帽子のこと。

ほかの学校と同じように、ラダックパブリックスクールにも学校指定の帽子があります。
ですが、なぜか学校の規則で絶対に絶対にかぶってはいけないというのです。
標高3500mを超えるラダック。
紫外線めちゃくちゃ強いです。
晴れていて日差しが強いと、数秒で髪の毛が燃えるかと思うぐらい熱くなります。
肌も荒れ荒れ、真っ黒になります。
私としては、帽子をぜひともかぶらせたい。
そもそも学校指定の帽子があるのに、なぜかぶってはいけないのか。
理由は「帽子をかぶることを許可すると、頭を洗わない子供が増えて不潔になるから」だそうです。
熱中症で倒れるより、不潔な方が全然まし。
子供たちの健康のことを考えるにつけ、怒りを募らせていた私。
ということで晴れの日が続いて私の心配と怒りが頂点に達し、朝学校に子供たちを送って行くときに創一の担任の先生に直談判をしてみました。
少し大げさに「日本では暑い時に帽子をかぶらなかった子がたくさん倒れてるんです」「こんなに日差しが強いのに、やっぱり帽子はかぶったらダメなのですか、ちゃんと髪洗わせるから、うちの子だけかぶらせてもいいですかぁぁぁ」と詰め寄ってみました。
もうしわけなさそうに先生「だめなんですよ、規則で・・・。絶対にだめなんですよ・・・・。」の一点張り。
そして先生のとどめの一言で私は黙りました。
「日本は繊細だけど、ラダックはストロングだから、帽子無くても平気ですよ。」
「帽子かぶらなかったらより強くなるはず!ラダック・ストローング!ノープロブレーム!」
それを聞いて心の中は煮えくり返っていましたが、ラダックでは先生は神様のように扱われているので、ここは笑顔で納得したふりをして「ストローング オーケー・・・」と言って私は引き下がりました。
子供が小さいころは、狂ったように「帽子帽子帽子帽子、帽子をかぶせなさい」と言うくせに(こちらの記事参照)、いざ本当に必要になったら禁止ですか。
行き場のない怒りは、夫ヤンペルにぶつけるしかありません。
「近いうちに校長に会ってめっちゃ文句つけたいから、約束取り付けておいてね 怒怒怒怒怒怒」とやつあたりしておきました。
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