チリンへ行ってきました
昨日のチリンへの日帰り訪問で撮影した写真をご紹介します。
私と創一と夫と、ドライバーのノルブトゥンドゥップさんの4人で訪問してきました。
時間が無くて、残念ながらチリンの先へは行けなかったのですが、この季節限定の素晴らしすぎる景色を堪能してきました。
レーを出発したのが10時半。
ゆっくりと走って1時間半でインダス川とザンスカール川のニェモー(NYEMO)へ到着。
チリンでは、食事をとる事が出来ないのでここで軽食を頂きました。

プリー(あげた薄いパン)と豆のカレースープとチャイ 合計27ルピー(約60円)
ニェモーからチャダルルートへの分岐点から

エンド オブ ロード の標識

ニェモーの分岐点の先は、未舗装の道路が多くなります。
もちろん、延々ザンスカール川に沿って走ります。
ザンスカール川が凍る前のこの時期限定の、世にも美しい景色を楽しみながらチリンへ向かいました。
川岸から徐々に徐々に凍っていく過程が良くわかります

透明度がものすごく高いザンスカール川

この色と、次から次へと上流から流れてくる氷の模様が絶妙で、ずっと眺めていたい気持ちでした



天候にもよりますが、完全に川が凍って地元の人たちがチャダルを開始するのが、1月5-6日頃。
それまであと一カ月弱、ザンスカール川はゆっくりと時間をかけて凍ります。
完全に凍るまでザンスカール川は一日一日違った風景を見せてくれるのだろうなと想像します。
このような絶景を楽しみながらゆっくりゆっくり車を走らせ、ニェモーを出発してから1時間半でチリンに到着。
チリンからのザンスカール川の眺め

チリンの村は、とても素朴で雰囲気が良くて何だか気に行ってしまいました。




そして、前回夫が訪れた鍛冶屋さんをまた訪問しました。

今我が家で探しているのが「伝統的なスプーン」
「ありますか?」と聞いたら、しばらく道具箱の中を探して、一つだけ見せてくれました。

値段を聞くと150ルピーとのこと。約300円です。
あまりにも高かったのと、このスプーンが食事用ではなくてツァンパをすくうための物と聞いて、迷ったのですが購入は諦めました。
チリンの滞在もそこそこに、あわただしくレーへと戻りました。
時間に押されてしまって調査と言えるような訪問ではなかったのですが、とにかく自分の目で美しいザンスカール川の風景をたっぷりと楽しめた、満足感あふれる一日でした。
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| チャダル(氷の回廊) | 23:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑