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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

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あけましておめでとうございます@レー、ラダック

「ロサルラタシデレ」皆様あけましておめでとうございます!

今日12月6日はラダックの新年「ロサル」でした。
今回のラダックの新年はとても静かに過ぎて行きました。

通年ならバザールに歌を歌う人など数多くのストリートパフォーマーが出てきてにぎやかにお祝いが行われ、若い衆は車にのって大騒ぎしながら町をドライブ・・・といった光景になるそうです。
やはり8月に起こった洪水の影響で、今年はとても穏やかなロサルでした。
私が聞いた限り、5-6発の花火の音と、どこからともなく聞こえてくる太鼓の音だけがロサルらしい音でした。

ちなみに、大みそかにあたる昨日は、親戚の家にお邪魔して、モモ(蒸し餃子)をごちそうになりました。

この写真は、クラ(khura)という甘い揚げ菓子とプリー(puli)(※ちなみにザンスカールではトゥクトゥクと呼ばれます)というこれも甘いお菓子。
クラとトゥクトゥク

ラダックのお正月には欠かせないものらしく、ここ3-4日で10回以上このお菓子を食べました。

また、部屋には新年のお供え物がダライラマ法王の写真の前にたくさん置かれています。

お供え物一例
お供え物1

写真を撮っているとつまみ食いの手が伸びてきました
お供え物2

この他にもケーキ、クッキー、カタ(白いスカーフ)、りんごなどもお供え物として置いています。

夫はバザールで5色の旗(タルチョ)を買ってきました。

タルチョ
タルチョ1

ただし、マーケットで買ったままのタルチョでは、全くご利益がないそうです。
そのため、ただの布であるタルチョにお坊さんに祝福を授けてもらって始めて、効力を発揮するとのことです。
新年である今日、めでたくバザールの中心に位置するゴンパソマ(新しいゴンパ)に出かけて行って、祝福を授けてもらったそうです。

良く見ると、お米がたくさんタルチョの間に挟まっていました。
タルチョとお米


新年の祝福にはお米が重要な役割を果たすようです。

ロサルの3日後(今年は)に、この祝福を受けたタルチョを持って、ナムギャルツェモに早朝出かけて行ってお供えするそうです。

この儀式をきちんとお正月に行っておくと、一年家族及び知り合いの方々が安泰で暮らせるとのこと。
今年も、皆様にとって良い一年になりますように。
「ロサルラタシデレ」あけましておめでとうございます。
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