ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

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国境越えの思い出



一行は、ウドンタニで天国を味わい、ラオスの国境で地獄に突き落とされました。


私達はウドンタニから陸路国境越えのローカルバスに乗り込みました。

行き先はラオスの首都、ヴィエンチャン。

ウドンタニからタイとラオスの国境は数時間。

ギュウギュウ詰めの車内でバスに揺られ、辿り着いたタイの国境。

無事に出国。


またバスに乗り込み、今度はラオスの国境で入国手続き。

日本人である私と創一と秋生と母のりこは簡単な入国カードの記入のみ。


インド人ヤンペルは、ラオス入国にビザが必要なため、手続きにずいぶん時間がかかりました。


無事に全ての手続を終えてさてバスに乗っていざヴィエンチャンへ・・・とあたりを見回すも、私達の乗っていたバスがどこにもない。

貴重品以外の荷物は全部バスの中。

私達の荷物と一緒にバスが消え去ったのです。

と、私達に近づく妖しい人影。

トゥクトゥクの運転手です。

何故か彼はすべての事情を知っていて、「あなた達のバスはすでにいっちゃったよ、荷物も全部のせたままだよ、荷物があるバスターミナルまで70km、500バーツで連れて行ってあげるから、早く乗りな!!!!!」と早く乗れ早く乗れと急き立ててきます。


ヤンペル「えーーーッ!!でもどこに荷物があるのかわかってるんだよね、ハイ、連れて行ってください・・・」

私「何騙されてんの、絶対絶対ありえない!!!!これに乗ったら終わりだよ!!」

そんな馬鹿な話がありますかいなと怒り心頭あたりを見回すと、私たちの乗ってきたバスとそっくりなバスが停まっているではありませんか。

そのバスは、私達の一本後のウドンタニからヴィエンチャン行きのバスでした。

私はそのバスの運転手に荷物なくなった、置いて行かれたと詰め寄り、さらに親切な乗客のおばちゃんの助けも借りて、とりあえずヴィエンチャンのバスターミナルまで乗せて行ってもらうことになったのです。

どうか荷物が見つかりますようにと、さすがに焦りながら祈りました。


バスターミナルに到着し、バスから飛び降りて探すと、ありましたよ憎き私達のバスが・・・。


荷物も全て取り返し、この旅最大の危機を脱出。


さて、これからどうしようかね・・・とバス停をウロウロしているとヤンペルが「アーーーーーっ」と叫びました。

ヤンペルが発見したのは、私達をおいて行った運転手。

ヤンペル「おいて行ってひどいじゃないですか、せめて一言言ってくれよ」

運転手「ソーリーソーリー、長時間あそこに停車できないもんだから・・」


そのひょうひょうとした態度に、私は多分バスの運転手とトゥクトゥクの妖しい男がグルだったのではないかとすら感じました。


とにかく無事ヴィエンチャンにもこれたし、荷物も見つかったからめでたいめでたい。

泊まるところを探しましょう、でも全くどこに何があるのか検討もつかない。

ということでバス停でウロウロしていたトゥクトゥクディーラーのおやじに宿がいっぱいあるところに連れていって欲しいんだけど・・・と尋ねたところ、「300バーツ。ここから20kmぐらいあるから」とのこと。

・・・なんだか妖しい。

とりあえず150バーツぐらいでどうですかと言ってみたところ「OK」と。


20kmは遠いなぁなどと思っていると、わずか2分ほどで「はい、到着、ここですよ」と言う運転手。


あのひと20kmって言ってたけど何コレ。

150バーツ高すぎだよね。

ラオス、いい国だって聞いてたのに・・・嘘つきは嫌いッ!!

ぼったくりのいない日本やラダックが無性に恋しくなりました。


まぁ、悔しいけどぼったくられたと行っても何百円だし、無知だった私達が悪いとも言えるし、何より荷物も全部帰ってきたし、無事だし。

さて、美味しいものでも食べようかね、疲れた体にラオスのマッサージもイイね、と気分を変えてお気楽な一行の旅は続くのでした。

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