Hidden Himalayaのチャダル
ラダック(ザンスカール)はチャダルのシーズンに入っています。
Hidden Himalayaでもチャダルの手配がいくつか入っています。
チャダルは私たちにとって何よりも特別なトレッキングです。
信頼できるスタッフの手配や情報の収集が命のチャダル。
私たちが手配しているチャダル、お客様にとって正直決して安価ではありません。
その代わり、私たちを選んでくださったお客様には、お客様にとって素敵な思い出となるように最大限以上のサポートをすることを一番に心掛けています。
こんなことを今更あらためて書いているのは、今日夫ヤンペルがチャダルについての恐ろしい情報を仕入れてきたからです。
チャダルの途中にある、有名なとあるキャンプが、インド人観光客に汚染されていて大変なことになっているとのこと。
すでにそのキャンプには、インドの大量送客を行っているMakemytripという会社によって、常設テントが立っているとのこと。
ポーターから情報を集めたところ、夜は飲み騒ぐインド人観光客のせいで眠れないほどと・・・。
昨日はインド人のチャダルグループが、なんとバス9台で出発したとのこと。
チャダルでは、通常夜の暖は周辺から集めてきた薪で取ります。
しかし、このインドからの大量の観光客のおかげで、そのキャンプ地の付近から薪は消え去り、スタッフが1時間探し回ってもまったく見つからないというとんでもないことになっていると言うのです・・・・。
薪の問題だけでなく、トイレの問題も大変なことになっていて不潔な状態になっていると聞きました。
まさかまさか、まさかそんなところに、無責任に私たちの大切なお客様をご案内するわけには絶対にいきません。
どんな犠牲を払っても、少しでも素敵なチャダルをアレンジすると心に決めています。
真剣に向き合えば、どうしたらいいか、解決策は絶対あるはず。
というわけで、急きょ明日ヤンペルが日帰りで現地に赴いて調査に出ることになりました。
汚染されてしまったキャンプ地の代わりに私たちのお客様に宿泊場所としてご案内できるところを探して、その他今後の私たちのチャダル手配のための情報収集をしてきます。
正確な情報収集は、ラダックでは現地でその目で確認をするしか方法がないと私は思っています。
本当はいろいろとヤンペルの仕事があるのですが、明日は不在の夫に代わって、私が倍働きます!!!
いつもそうなのですが、なんだかこういう予想外のことが起きると、大切なお客様に対する内なる熱い思いが噴き出して、むしろやる気が出てきます。
ヒドゥンヒマラヤ日本人スタッフ、極寒期ですが心は松岡修造さんのように熱く燃えております。
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| チャダル(氷の回廊) | 17:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
初めまして、
2012/03/03のぺージに入りました
まるで、民族の詩だと思いました
ありがとうございました
| 島津 敦子 | 2014/04/30 19:20 | URL |