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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

2021年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年07月

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追い込み

短いさくらんぼの季節にしがみついて、ここ数日追い込みをかけています。

2日前にヤンペルが6キロのさくらんぼを入手。

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今日はその処理に数時間を費やしていました。

前半は黒くて粒が大きいアメリカンチェリータイプのさくらんぼだったのですが、後半は日本でよく見かけるような薄いピンクの固い粒が主流になってきています。

後半のさくらんぼの方が、虫が少なく、甘みが強い粒が多く、ハズレがない気がします。

最初に買ってきた20キロは、半分ほどが虫食いにやられていたのですが、その後虫の入っている率が少なくなり、今は97パーセントぐらいが素晴らしい粒です。

ヤンペルがさくらんぼを売っている人と仲良くなり、あの箱はダメな箱だから、これを持ってきなと良い箱を回してくれるようになったらしい。

私のさくらんぼ記録によると、今のところ57キロ買ったらしい。

60キロもひたすら同じ店で、買い続けた甲斐があったようです。

ヤンペルによると、先日6キロ買った時に、八百屋のおじさんについに「こんなにさくらんぼ買いまくっていったいなんなの?さくらんぼすごく足が早い果物だけど、どうやって保存してるわけ?保存のコツ教えてくれない?買ったさくらんぼ全部無駄にせず食べてるの?」と質問攻めにあったらしい。

ヤンペル「おいしい粒はむしゃむしゃ食べまくってる。食べきれないのは、綺麗な粒だけ仕分けして種抜いて冷凍にしたり、ジャムにして保存してる。」と、売っている八百屋さんがイスラム系なのでお酒のことは伏せて教えといたとのことです。


さて、そのお酒ですが、澱引きをしてペットボトルに詰めて二次発酵に移ってからまた色が変わってきたのです。

オレンジ色だったさくらんぼワインが、またさくらんぼらしい赤みを帯びた色に。

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日に日に色が変わるのが衝撃的です。

澱入りの瓶で試しているさくらんぼワインは、薄い透き通った色の液体が底に溜まってきました。
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昨日はアップルシードルの二次発酵中のものを試飲してみましたが、しっかり発泡のドライでアルコール度数の高いお酒になっていて感激でした。

心待ちにしていた、20L一度に仕込めるバケツが到着したので、明日あたり余裕があれば冷凍チェリーを使って第二弾さくらんぼワインを仕込み始めたいと思います。



話は変わりますが、さっきボナペティ(ラダックのおいしい高級路線のレストラン)のオーナーさんから私宛に電話が来ました。

ボナペティオーナーさん「SNSでサチが例のヨーグルト売り出すって見かけて慌てて連絡してるんだけどほんと?」

私「まだあと販売までにはあと数日かかるんだけど、近いうちに販売します」

ボナペティオーナーさん「実は2日後に、ボナペティオープンするの。あのヨーグルト売って欲しいんだけど」

私「了解です!200グラムで50ルピーだけどレストランで出して採算合うかな?あと、ちょっと先になるけどベーカリーも始めるために工場作って先日完成したよ」

ボナペティオーナーさん「問題ないよーー! 工場見に行きたい。」

とこんな感じで、なんだかありがたい感じで話が進んでいます。

ボナペティもこのコロナ禍で再開するのだと知りすごく嬉しい気持ちです。

外国人観光客は、まだほとんどいませんが、ここ数週間でインド人観光客がとても増えていて、レストランやカフェの需要は高そうですので、私たちも早くベーカリーをオープンできるように整えたいと思います。

看板も新しくしなくちゃ、量産体制も整えなければ、発電機の設備も整えなければ、ヨーグルトやパンにラベルを印刷するための機械も届いた後試運転しなければいけない、あれもこれもすることが無限とも思えるほどにありますが、なるべく焦らず今まで通り一歩ずつしっかりと整えたいと思います。

ところで今日は、あんず味とマンゴー味のヨーグルトを試作しました。

ホテルや飲食関係を経営するラダックの王様やグランドドラゴンのオーナーさんから「味付き売り出し強く希望」と言われたので、それについても動かなければと、朝からヨーグルトを作っていました。

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味は絶対美味しく作れたと思うので、反応が楽しみです。



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| ラダックでワイン作り | 20:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パン工場、完成しました

すでに1週間ほど経ちましたが、ついにパン工場がほぼ完成しました。

ということで、各種業務用の機械を試運転しつつ、少しづつ工場でパンやお菓子を作っています。

今まで狭いキッチンで作っていた時には、手伝いをめんどくさがっていた長男が、もう手伝いをしたすぎてつきまとってきます。

ヤンペルが他のことですごく忙しいので、それなら手伝ってもらおうと少し任せたところ、まあまあ要領よく働いていました。

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出来上がったスイートブールをコンテナに入れて大満足気な創一。

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ベーコンエピも焼きました。
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さすがの工場の設備で、合計一気に18本焼けました。

まだ稼働していない機械もたくさんあるので、全ての設備が動いたら3倍ぐらいの量を一気に作ることができます。

機械に慣れるのに時間がかかりそうですので、ベーカリー開店に向けてしっかり研究したいと思います。




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| お菓子屋さん HAHA | 13:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヤンペルさん、すごく幸せそうですね


今日は朝から、我が家に幸せそうにしている人がたくさんいます。

こんなに穏やかで優しげなヤンペルの笑顔、何年ぶりだろう。
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頭の先からつま先まで、おさえきれない幸せ感が漂っています。

長男は満面の笑みでゲラゲラ笑っていますね。
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長男創一の楽しくて嬉しくて仕方がないと言った様子を見て

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ヒカルも無理矢理笑っています。



みんながお喜びの理由はこちら。

昨日の夜中に私がまっくろ焦げにしたレモンケーキで
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こんなに喜んでもらえるなら、いくらでも焦がしますよ。

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分厚く焦げた表面を取り除くと、水分が完全に蒸発して極限までパッサパサになったつぶつぶがありました。


昨日の夜、私がとあるオンラインイベントで先生としてレモンケーキをご参加の皆さまにお教えしていてこれを焼き上げたというところが、彼らの1番の幸せポイントだったようです。

ヤンペル & 創一 「ちょっとせんせい・・・? (歓喜)」

ヤンペル & 創一 「ベーカリーでこれをいくらで売るわけ?(歓喜)」



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| ラダックでクッキング | 17:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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無限フルーツワイン


つい先ほど、6月21日に仕込み始めた自家製ワインの一次発酵を終了させ、澱引き(ラッキング)をして、二次発酵にうつりました。

澱引きとは、下に溜まった澱を避けて、上澄みだけを別のボトルに移し替える作業です。

これを何回か繰り返すと、透明度の高く、風味の良いワインになるそうです。


こちら期待大のさくらんぼワインを澱引きしている様子です。
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澱引き後のさくらんぼワイン
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また色に少し変化が見られました。


アップルシードルも澱引きをしてボトルに詰めて、砂糖少々を入れ無事に二次発酵に入っています。

現在の私の寝室の発酵コーナーの様子。
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左から順に、二次発酵中のさくらんぼワイン、1次発酵で使っていた瓶をそのまま使って二次発酵中のさくらんぼワイン(これは澱引きなし)、二次発酵中のアップルシードル、今日新しく仕込み始めた一次発酵中のアップルシードル、一番左が二次発酵中のアップルシードルです。

ちょっと試飲したところ、今はまだ微発泡でした。

2次発酵で発泡が強くなるはずですので楽しみです。


さて、澱引きした後には、上澄みだけを取り除いたわけですのでもちろん沈殿物が残ります。

この沈殿物には十分に活性している酵母が含まれているので、これに新たに材料と水と砂糖を加えて発酵させると、初回よりだいぶ早く発酵が進むはず。

パンの酵母作りで馴染み深すぎる原理です。

そう考えると、今ハードパンの酵母として活躍してるマンゴーの種の酵母もワイン作りに活躍するはず・・・。

マンゴー酵母ワインなども今後作ってみたいです。

ということで、今日は空になって沈殿物だけ残ったアップルシードルの瓶にまた新しくリンゴジュースと水、砂糖と少量のフルーツスパークリングワイン用のイーストを加えてアップルシードルを仕込み始めたというわけです。(写真の右から2番目、瓶の上にS字エアロックがついているもの)

ヤンペルの「できる限り量産して欲しい」というリクエストもあり、元気な酵母を活用し、無限ループのワインを作り続けることとなりました。

葡萄の季節になったらぜひ、ダー産の良質なブドウを使ってワインを作ってみたいというきもちがますます募っています。

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| ラダックでワイン作り | 16:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラダックで水耕栽培はじめました

1週間ほど前から、水耕栽培に取り組んでいます。

夏の間は水耕栽培をしなくても庭の野菜が余るほど収穫できるので、あまり水耕栽培の必要性は感じませんが、我々の目的はなんと言っても冬。

冬に乾燥ではない新鮮野菜をたくさん食べるために今から慣れておきたいところです。

いろいろな水耕栽培の設備を見つけましたが、インドの会社が開発している設備をオーダー。

子供達に組み立てを任せました。

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どんなことにも興味津々、四男ヒカル様。

そこでハサミは必要ないんじゃないかな??

この後ハサミを踏んで足の裏を負傷していました(やめてくれ〜😭)。

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こちらが完成形です。

我が家の水耕栽培、ヤンペルと話し合った結果、部屋の温度のことや採れる野菜の神聖度のことなどを考えて、仏間で実践することにしました。

ちなみに去年は、キノコを仏間で栽培していました。

キノコ小屋が新しく建設されたので、今年はキノコの代わりに水耕栽培です。

今はまだこの設備は使っていなくて、別の場所で発芽させている段階なのですが、数日前からしっかりと発芽が確認できていて、まもなく水耕栽培に植え替えるのを楽しみにしています。

私もヤンペルも畑に関してはもうお姉さんと一緒に10年以上畑の野菜を育てているので慣れていますが、水耕栽培に関してはど素人中のど素人。

水耕栽培の設備を購入したインドの会社のサポートが手厚く、ビデオコールでもいろいろ教えてくれるので、ものすごく安心感があります。

なんとしてでも収穫にこぎつけたいと思います。

おまけ
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次男秋生とラサ


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| ラダックで家庭菜園 | 13:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あんずの種から


先日から話題にしているさくらんぼワインとアップルシードルなどのお酒類は完全に我が家用ですが、ベーカリー関連もいろいろと試作を続けています。


昨日は、あんずの種から作る杏仁豆腐を試作しました。

もう6-7年前になるでしょうか、あんずの種を使って杏仁豆腐を作ってみたことがあったのですが、とにかくあんずの種からエキスを絞る時の労力がすごかったので、おいしかったのですが一度作ったきりになっていました。

ベーカリーには、ぜひラダック名産のあんずの種を使った商品もおきたい、それならまずは杏仁豆腐に再挑戦しようと思ったのです。

知恵を絞って、簡単にあんずの種エキスを絞り出す方法を開発(ちょっと機械にも投資しました)。

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1度目の試作にて、これで試作終わり、と言えるような美味しい杏仁豆腐が完成しました。

なんと言っても、あんずの種から絞られたミルクのようなエキスの風味が最高なのです。

絞った後の無添加のエキスをちょっと飲んでみたところ、砂糖も入れてないのに、「甘ぁぁぁぁぁ、旨ぁぁぁぁぁ」と悶えてしまいました。

子供達やヤンペルにもエキスを試飲してもらったところ(試飲が多い最近の我が家)、その美味しさに驚いていました。

そんなあんずの種エキスを使って作った杏仁豆腐、美味しくないわけがないのです。


120mlの容器に入れて、HAHAシールをペタッとつけたら、
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見た目もなかなか良い感じに仕上がりました。

昨日の夕食のデザートにみんなでいただきましたが、あんずの種の風味しっかりで大満足でした。

冷たいデザートは、まずはこれで行きたいと思います。


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| ラダックでワイン作り | 14:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さくらんぼワインを試飲してみた

6月21日に仕込んださくらんぼのワインとアップルシードル。

特に楽しみなのがさくらんぼのワイン。

最初はこんな感じの色でした。
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底にさくらんぼ色の液体が溜まっているのがわかるでしょうか。

まさしくさくらんぼワインができそうだと大喜びでいましたが、それが、日が経つにつれ、全くさくらんぼらしくないオレンジ色に変化してしまいました。

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左がさくらんぼワイン、右がアップルシードルです。

両方とも2-3日は元気にぷくぷくしていましたが、糖分を酵母が食べ尽くしたらしく、発酵が止まった様子だったので、お砂糖と水を加えてまた発酵させていましたが、なんだか色もおかしいので失敗したのか?それとも飲める感じなのか?と、どんな具合かちょっと試飲してみることに。

さくらんぼワインは、さくらんぼをまるごとすりつぶして仕込んだのですが、発酵が進み皮の硬さなどはかなりなくなっている様子。

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繰り返しますが、とにかく色がまったくさくらんぼの色じゃないのがおかしいし、もしかしたらほとんど消毒とかせずに始めたので腐っちゃってるのかも、それに仕込み始めてまだ4日目なので絶対激まずだろうと思いつつ、まずは私が腹痛覚悟で試してみたところ・・・・・なにこれめちゃくちゃ美味しい。

しっかりとアルコールも醸されているのが一口飲んだだけでわかりました。

そしてさくらんぼの風味もバランス良く感じられ、甘口かと思ったらそうではなくて全く甘ったるくなくてスッキリとしていて、これは既に奇跡の成功なのではと大興奮。

ただ、これは私自身の完全なる手前味噌作品なので、自分で作ったという大きな精神的なプラスハンデも含まれていると思い、ヤンペルにも飲んでみてもらうことに。

一口飲んだヤンペル。
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(目が怖すぎる)

ヤンペル「・・・・・・・・」無言。

感想を言うかなと思ったら、無言でおもむろに携帯を取り出し、さくらんぼワインと、醸造している瓶の様子の写真を撮りまくって、お酒好きの友達達に送りつけていました。

ヤンペルが友達に自慢しまくっている様子を見て、ヤンペルの感想は想像できていましたが、「さくらんぼワインどうよ」と感想を催促したら、悔しそうに「びっくりしためっちゃうまい」とポツリと呟いたので私は喜びの舞を披露しておきました。

アルコールしっかり発生してるし、正直すばらしく美味しいと大絶賛。

私もヤンペルもまさかこの超初期段階でおいしいさくらんぼワインを楽しめるとは思っていませんでした。

特にヤンペルは、私がせっせとさくらんぼとかリンゴジュースでお酒を作ると張り切っていろいろしているのを見て、「まあ、せいぜい張り切りな」と言わんばかりのニヤニヤ顔で常に見守ってくれていたので、この出来栄え(まだできていませんが)には驚愕していました。

インターネットの様々な情報によると、美味しく飲めるのは1ー2ヶ月後らしい。

??これ以上おいしくなったらどんな味になるの??

試飲してすくなくなった分をお砂糖と水を足してカサ増し醸造していますが、これ以上繰り返したらさくらんぼの味が薄くなって、且つアルコール度数ばかり増えて全くおいしくないワインが出来上がりそうです。

この調子だと、どんどん試飲してもっと美味しくなる頃には一滴も無くなってしまうと思いますので、その前に2回目のさくらんぼワインを大量に仕込まなくては・・・。

発酵の進み具合を調整すれば、甘さをコントロールしてかなりドライ気味に作れるということがわかったので、お食事にも合うはず。

これはなにがなんでも、自由に飲みまくれるように、さくらんぼが買える(もう終わっちゃったかもしれない・・・)今の季節に仕込んでおかなければと早速ヤンペルにまた大量のさくらんぼを購入してくるように依頼済み。

さて、まださくらんぼは購入できるのでしょうか、続報に乞うご期待です。

もし買えなかったら、お酒作り用に種を取って冷凍しているさくらんぼが約6キロありますので、それで我慢しようと思います。(強欲という言葉が似合いすぎる今日この頃です)


買ってきたリンゴジュースで仕込んだので、さくらんぼワインにくらべてぐっと執着が薄いアップルシードル、さくらんぼワインばかりに気が行ってしまってまだ試飲していませんが、これも期待大です。


そして、そんなさくらんぼワインの試飲に狂喜乱舞だった昨日、ザンスカールの弟夫婦から約束していた手作りアラクが5L到着。

ヤンペルがアラクの出来を確かめるため、指にアラクをつけて火をつけてチェック、しっかりと指に炎が移り、「これは良いできのアラクだわ」と満足気でした。

ヤンペルによると、アラクのアルコール度数は40度ぐらいなんじゃないかとのこと。

ということで、今我が家には手作りのお酒が溢れかえっています。

(ちなみにお酒ですが、私は全く量は飲まないし、毎日飲み続けたいわけでも全然ないのですが、とにかく自家製の色々を作ってみることが好きみたいです。)


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| ラダックでワイン作り | 14:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タピオカドリンク進化中


タピオカ澱粉から作っているタピオカドリンクですが、あまりにも人気なので連日子供達からのリクエストが激しく、毎日のように作っています。

タピオカの粒を丸めるのだけがめんどくさいのですが、それ以外はめちゃくちゃ簡単に作れます。

材料も黒砂糖とタピオカ澱粉と水だけ。

ミルクティは適当に作ります。

茶葉を黒糖と牛乳で煮出して作ることもあれば、簡単にインスタントミルクティを使うことも。

私が使っている黒砂糖がすごく色が薄いため、そのまま作ると茶色のつぶつぶが出来上がります。

ちょっと色が薄いので、見た目にこだわりたい時には、ココアパウダーを入れたり、最近は竹炭パウダーを入れたりして見た目にもこだわって作るようになりました。

待ちきれない三男直人
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ビョンビョン飛んで早く飲ませて欲しいと催促されます。

ただ残念なのはやはりストロー。
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細いストローではどう頑張っても吸い込めないので、こんな風に横を向いたり上を向いたりして飲んでいます。

・・・今工場建設のためにきてくれている大工さんに太いストロー作ってもらおうかな・・。


ヤンペル「これめちゃくちゃ美味しいんだけど、売るぐらい作れないの?」

ヤンペル「今ヨーグルトの蓋閉めに使ってる手動の機械使ったら、タイで飲んでたみたいな密閉タピオカドリンクできるよね?」

私「タピオカ丸め完全自動機械買ってください」


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| ラダックでクッキング | 14:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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老化ジュース


昨日は若返りならぬ、老化ジュースを作りました。

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ピチピチの6歳児も飲むだけで一気に老け顔に。

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なんと採れたての水菜99パーセントでできているこのジュース。

水を一切入れず、ちょっとだけはちみつを入れて飲みやすく作ったはずの水菜ジュース。

私の「おいしい水菜ジュースできたよー!」という呼びかけに誘われてかけ寄ってきた直人が大喜びで試飲した結果がこの顔でした。

私も直人に続いて飲んでみたところ、なにこれ苦すぎる。

ヤンペルも小指を立てつつ、苦そうに飲んでいました。
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慎重派の創一は、この後牛乳で割ってかなり飲みやすくなった水菜ジュースを堪能していました。
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水菜の季節はまだまだ続くので、この老化水菜ジュースをもうちょっと飲みやすく作って楽しみたいと思います。



最近はジュースやシャーベット作りにちょっと凝っています。
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こちらも水菜と同じく水分ゼロのスイカジュース。

なにもいれなくてもこちらは絶品でした。

カップの色が良くないですが、こちらはさくらんぼのシャーベットです。
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レモンとお砂糖を入れて冷凍庫で固めただけの簡単シャーベット。

食べてみたら、ちょっとお砂糖足りず、酸味を強く感じたので、たまたま作っていた黒蜜をかけて食べたらとても美味しくなりました。

短い短い新鮮野菜や果物の季節を最大限に楽しんでおります。

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さくらんぼとりんごのスパークリングワインが飲みたい


昨日、ようやく発酵用の道具がとどいたので、早速さくらんぼのワインとアップルシードルを仕込みました。


アップルシードルは、りんごの季節ではないのでお手軽にアップルジュースで。

さくらんぼワインは、生のさくらんぼからジュースを作りました。

正真正銘の初回トライなので、まずは一瓶ずつ。

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手前がさくらんぼワイン、右奥がアップルシードルです。

左の大きい入れ物は、このブログでも何度も登場している自家製みりんです。

(かき混ぜた後なので、上澄み液が少ないです)

これは私の寝室の棚なのですが、こことクローゼットが様々な食品の発酵スペースになっています。

写真の状態が仕込み開始後4時間ほどです。

この時点でポコポコと空気が上がってきているのが見えていたので、とりあえずは第一段階クリアかと思っています。。


そして一晩経ったら、より元気な発酵が確認できて大喜びしています。




動画だとわかりにくいかもしれませんが、夜じゅうポコポコ音が聞こえてきていました。

時間が経つにつれて、液体部分がより色鮮やかに、そして量が増えています。


どちらもスパークリングに仕上げたいので、2次発酵までがんばります。

手探りの知識と手に入る道具と材料でとりあえず始めているので、詳しくは作りながら勉強ですが、おそらく一次発酵がおわるのが1週間ほど。

それから発泡させるための2次発酵に入ります。

かなり気長に発酵と熟成を待たなければいけませんが、きっと美味しいお酒が出来上がるのではとワクワクドキドキしています。

でもこれがうまくいったら自家製スパークリングワインが飲み放題になります。

仕込み作業が思ったより楽しかった、そして当然のことながらワインの世界はものすごく奥深そうなので、今回仕込んだものより美味しくて安定したものが作れるように、またいろいろ材料や道具を取り寄せて研究をしてみたいと思っています。(とはいっても各材料の値段は、数十〜数百ルピーとお手軽なのです)

ちなみにヤンペルは自家製ビール作りに興味津々。

ビール作ってみたいビール作ってみたいとずっと前から言っていたので、私が道具やスパークリングワイン用のイーストを買ったネットショップを紹介したら、そこに掲載されていた6月27日から始まるオンラインの有料講座に申し込もうとしている様子。

実はちょっとまえから水耕栽培も始めているし、ヨーグルト事業は最終調整中だし、パン工場は絶賛まだまだ工事中だし、私もヤンペルもやることが多いのですが、興味のあることに新たに挑戦するのはすごく楽しいです。


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気分はイタリア!ラダックでカルボナーラ


ベーカリーで、ベーコンエピやオニオンベーコンブレッドを販売するために、ヤンペルがデリーから何回かに分けて冷凍で運んできたベーコンが約20キロあります。

2度目以降は大きな塊で注文したので、例のミートスライサーを使って好みの厚さに調節できるのですが、最初運んできた10キロのベーコンが、異様に厚みがありすぎてすべて試作と我が家用として使うことになりました。

そのベーコンを使って、先日カルボナーラを作ってみました。

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厚切りベーコンと玉ねぎと卵と塩胡椒で。

本当は玉ねぎは入っていないのがカルボナーラだと思いますが栄養のことを考えて玉ねぎ入りに。

パルメザンチーズがないのが残念すぎる。

実はチョスパでもパルメザンチーズが販売されているのですが、残念ながら異様に値段が高いので手が出ません。

これだけだと野菜が足りないので、付け合わせは適当に生えているレタスに自家製マヨネーズと醤油をかけたものをサラダにして添えました。

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気分はイタリアで大満足。

このベーコン、めちゃくちゃ美味しいのです。

ベーコンエピ
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期せずして、大量に消費することとなった厚切りベーコン、今まで作れなかったいろんな料理を作って美味しく食べたいと思います。

今日の夕食は、贅沢にもベーコンステーキにしようかな。


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とろとろヨーグルト


毎日毎日試食用のヨーグルトを作りまくっています。

一番の難関は、最後の蓋閉め作業なのですが、だいぶ慣れてきました。

今は手動の機械を2種類使っているのですが、今後はカップに注ぐ行程と蓋を閉める工程をオートメーション化することも考えています。

中身の写真も撮影してみました。
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とろとろなめらかな感じが伝わってきますでしょうか。

我が家お気に入りのヨーグルトの食べ方がこちら3種類。

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上からさくらんぼジャム、はちみつ、きなこ。

もちろん、インド風にカレーにのせたり、ピラフにのせたりもします。

アレンジとしては、バナナラッシー、マンゴーラッシー、フローズンヨーグルト、ヨーグルトムースなど様々便利に使えます。

昨晩は早速あんず味のカスピ海ヨーグルトの試作もしてみました。

完成して冷蔵庫に入っていますが、味見はまだ。

これからいろいろ試してみようと思っています。



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カスピ海ヨーグルト最終調整中


ロックダウンの影響で、遅々として進まなかった自宅併設の工場の建築も、ようやく終わりが見えてきました。

あと1週間ぐらいで仕上がりそうです。

とはいってもいつも全てが異様に遅延するのでまだわかりませんが・・・。


数日前から連日、カスピ海ヨーグルトの最終調整をしています。

こちらが最終形態。
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めちゃくちゃ手動で、ヤンペルが蓋閉め作業を行っています。
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今我が家の冷蔵庫はヨーグルトだらけです。
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長男創一、商品撮影に挑戦中。
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撮影後の写り具合を確認中。
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携帯で撮ったにしてはなかなかの仕上がりです。
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蓋閉めの練習も兼ねて作ったたくさんのヨーグルト。

200gのこのカップ、ひとつ50ルピーで販売する予定です。

ということで、販売に向けて毎日知人や友人、ホテル関係者に試食をしてもらっています。

ありがたいことに、とても良い感想をいただけていると思います。

昨日はホテルグランドドラゴン(ラダックの高級ホテル)のオーナーさん達に試食をしてもらったところ、これは美味しいということで、なんだか新しい展開になってきています。

グランドドラゴンのオーナーさんが経営するホテルは二つあったのですが、その一つのホテルが古くなってきたので取り壊し、この8月に高級路線のスーパーマーケットとして生まれ変わるのです。

そこで私たちのヨーグルトをぜひ販売したいと言ってくれたらしい。

ただ、ヨーグルトカップが他のレーで売っているカップと同じクオリティなので、ヨーグルトカップを200gではなくて100gのものを、そしてもっと固い素材のカップで作って欲しいとリクエストが。

絶対お店におきたいから、もし難しければグランドドラゴンのオーナー自ら私たちのためにヨーグルトカップ取り寄せるとまで言われたそうです。

また、杏味とかマンゴー味とかのフレーバーヨーグルトも作ってと。

本当はさくらんぼ味もリクエストがありましたが、さくらんぼジャムをこれ以上量産することになると私の親指が砕け折れるのでこれは季節限定みたいな感じでできれば良いかなと思っています。

いずれ軌道に乗ったら味つきヨーグルトやヨーグルトドリンクなども始める予定でいましたが、この話を受けることになると、これまた忙しくなりそうです。

とはいえコロナ病み上がり数ヶ月は無理せず取り組みたいと思います。


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| お菓子屋さん HAHA | 12:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水菜の季節になりました


今年も水菜食べ放題の季節がやってきました。

去年の水菜から種を採取し、その種を再び春にまいたものが収穫時期を迎えています。

ザクザクと収穫し、サラダでは食べきれないので茹でてかさを減らしてありとあらゆる料理に使っています。

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さっと茹でて絞って細かく切っておくと、とても便利です。

ドイツの生ハムがまだまだたくさんあるので、最近は贅沢にも生ハムメロンとか生ハムスイカに一家全員大はまりをしているのですが、思いついてこの茹で水菜を巻いて食べたら
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めちゃうまでした。

カブの葉ロールパン、ニラロールパンがすごく美味しかったので、次は水菜ロールパンを試してみようと思っています。

新鮮葉野菜のこの季節、思い切り楽しみたいと思います。


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| ラダックで家庭菜園 | 19:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さくらんぼ酒を仕込む


2021年は、現在のところトータル31キロのさくらんぼをゲットできました。

20キロはさくらんぼジャムになり、追加購入した10キロ分はお酒を作る用に。

とは言っても腐った粒や虫が入っていた粒もたくさんあったので実際に食べれる分は6-7割ぐらいだったかと思っています。

さくらんぼシーズンも残りわずか、ラストスパートできるかどうか・・・。

欲を言えばどうか2021年のさくらんぼのシーズンの最後に、もう一度でいいから大量のさくらんぼ(せめて10キロ・・・!)をゲットしたいところです。


さて、先日、ザンスカールから取り寄せた手作りアラク(焼酎みたいなもの?)を使って、さくらんぼ酒を仕込みました。

適当な容器が見つからなかったので、迷いましたが今まで二つに分かれていた自家製みりんを一つにまとめて、容器を確保。

また、数年前に杏酒を仕込んだ時にレーで買った氷砂糖のあまりがあったので、それを全部使いました。

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この容器には、500gほどのさくらんぼと800mlのアラク、氷砂糖が200g弱入っています。

アルコールは断然辛口派の私なのですが、このさくらんぼ酒は甘口とわかっているもののどんな味にできあがるか、数ヶ月後がすごく楽しみです。

これで入手したアラクが尽きたので、夫ヤンペルに頼んで、ザンスカール在住の弟に「サチがアラク5-6リットル欲しいんだって、アラクアラクアラクアラク毎日うるさいからすぐ送って」と伝言してもらいました。

弟「ハイ速攻送ります」とのこと。

やったー!

私はアラク自体は全く飲まないのですが、自作のいろいろなもの、例えば果実酒とか自家製みりんとかを仕込む時に焼酎代わりに便利に使えるので、めちゃくちゃ嬉しいです。

親戚の皆さんが苦労を重ねて丁寧に手作りした貴重なアラク。

・・・簡単に頼んでおいてアレですが、5-6リットルのアラクを作るのにどれだけの労力がかかってるのか、想像しただけで倒れそうになります。

まさかあの貴重なアラクで謎の調味料や謎のお酒を作っているとは夢にも思っていないと思います。

きっとアラクを毎日ガブガブ飲みまくる酒豪日本人嫁だと思われているはず。

ヤンペルの嫁の権限を最大限に利用して取り寄せるからには、大切に使わせていただきます。

もちろんさくらんぼのお酒ができたら、一度みんなに試飲してもらいたいと思います。

甘いお酒だからみんな好まないのだろうか・・。


そして漬け込むタイプのさくらんぼ酒とは別に、リンゴでいうとシードルみたいな、さくらんぼのスパークリングワインもどうしても作ってみたいので、それに必要な簡単な道具も今取り寄せ中。

スパークリングワイン作りに必要になるのが、さくらんぼジュース。

道具が来たらすぐにジュース作りを始めれるように、生で食べるのをぐっと我慢して冷凍庫に処理したさくらんぼを大量に保管中です。

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今重さを計ったら、2袋合計3.5キロありました。

3.5キロのさくらんぼで、どれぐらいのさくらんぼスパークリングワイン(さくらんぼシードル?さくらんぼシャンパン?)ができるのか、これまた楽しみです。

これは前述のアラクで仕込んださくらんぼ酒に比べて辛口よりのものをつくれそう。

今年は、いろいろ新しい試みを始めることができていて、なんだかすごく楽しいです。

おまけ

もう何度作ったかわからないリンゴの葉っぱ納豆

リンゴの葉っぱが育ってきていて、使い放題で嬉しい今日この頃です。
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ついさっきも、子供達は朝食にリンゴの葉っぱ納豆を大喜びで食べていました。

かなり美味しい納豆が作れるようになってきましたが、やはり粘り具合に納得がいかない。

うまくいくかわかりませんが、納豆菌極少量とのハイブリッドも試してみようと思います。


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| ラダックでワイン作り | 13:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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〇〇はじめました


ヤンペルも私もすっかり元気になり、久しぶりに家族全員が絶好調な状態た数日続いています。

ですがもちろん気を抜かず、無理をしないように過ごしたいと思います。

また、もう少し自由に動けるようになったら、病院に行って精密検査を受けたいと思っています。

さて、「〇〇はじめました」というと、どんなものを想像するでしょうか。

おそらくダントツ一位が冷やし中華ではないでしょうか。

我が家の昨日の夕食は、冷やし中華でした。

これまでは、いただいたインスタントの冷やし中華を作ったことはありましたが、自分では作ったことがありませんでした。

昨日は少し肌寒い1日だったのですが、私がどうしても冷やし中華を食べたくなったので自作してみました。

我が家でラーメンや焼きそばを作るときは、いつもスパゲティにかん水もしくは重曹を入れて圧力鍋で茹でた麺を使います。

これが色といい食感といい、中華麺に似た感じになるのです。

冷やし中華ももちろん、このニセ中華麺を利用。

タレはお酢、醤油、砂糖を使って作りました。

それと貴重なごま油もちょっと使いました。

ごま油以外はどれも現地調達が可能な材料なので助かります。

具は極太切りきゅうり、トマト、薄焼き卵、シーチキン。

自家製のマヨネーズをかけて、大人はからしを添えて。

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今ふと思いましたが、わかめときくらげものせればよかった。

日本の夏が懐かし過ぎて、涙が出るかと思いました。

子供達も美味しいといいつつ、最後の方は寒い寒いとブルブル震えながら食べていました。

創一が、ヤンペルと秋生と直人に「ラーメンか冷やし中華かどっちが好き?」と質問していましたが、みんなラーメンと言っていましたが、私は断然冷やし中華派。

私は冷たい麺が大好きなので、冬でもざる蕎麦、ざるうどん波なのです。

もちろん私は冷やし中華を冬にも食べたいですが、麺は熱い派のヤンペル御一行が許してくれなさそうです。

子供達が寒すぎると言って残した冷やし中華、「日本ではこれに氷入ってるからね!!!」といいながら私が全て完食しました。

今度はものすごく暑い日のお昼に冷やし中華を作りたいと思います。


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| ラダックでクッキング | 15:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タクマチックの乾燥杏


ラダックといえば杏。

特に乾燥杏や杏の種はほとんどの家庭で常備されていて、お客様がきた時のおもてなしなどに大活躍なのです。

我が家でももちろん常備していて、以前はレーの街にあるお気に入りの花の民さんが経営する乾物屋でせっせと買っていたのですが、最近は素晴らしいご縁により、タクマチック村産のものをお取り寄せしています。

このタクマチック産の杏ですが、完全に村の方の都合によるので、そして代理購入してくださる方を経由しているので常に手に入るわけではないのです。


こちらが先日、タクマチック産の感想杏が届いた時の大騒ぎ状態です。

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次男秋生の笑顔が全てを物語っております。

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三男直人様?口に入っているのはもういいからその手に持っている大量の杏をいますぐ袋に戻しましょうか?

秋生が抱えている白い袋いっぱいに杏が5キロ入っています。

ヒカルもさっそくラダック語で杏を意味する「パティン」という言葉を速攻覚え、「パティン、パティン」と騒いでいます。

子供達があまりに食べまくるので、見つからないところに隠しましたが、呪文のように「パティンパティン」とみんなで騒ぎ立てるので5キロの杏はすぐになくなってしまうと思います。

タクマチックと我が家を取り次いでくださるYさんに心より感謝です。

ちなみに我が家にも数年前に植えた杏の木があります。

実をつけるのはまだちょっと数年待たなければいけないと思いますが、庭でとれる新鮮な杏を食べるのが楽しみです。


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| ありがとうございます(涙) | 12:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヒカルおむつ事情その後


来月めでたく2歳になる四男ヒカルのオムツ事情について報告したいと思います。

生後0日目から始めたおむつなし育児が功を奏してか、数ヶ月前から完全におむつを卒業しています。

1歳7ヶ月頃から、昼夜含めおむつを使っていません。


上三人もおむつなし育児をせっせと実践していましたが、おむつが取れるか取れないかの赤ちゃん期には時々おねしょをしたり、パンツのなかにおしっこをしてしまったりだったのですが、ヒカルのおむつ卒業は驚くものがあります。

1歳7ヶ月の時点で、寝起きに勝手にトイレに行き、自分でトイレによじ登り(子供用のトイレグッズは一切ありません)、ちゃんと用を足して水を流してから私のところに来て、トイレ完了したと報告を兼ねて私の手を引いてトイレまで連れて行くという神がかった行動をとっていました。


ちなみにヒカル、トイレを流す時には、英語で「フラッシュ」と言います。

ヒカルが英語を使うのは、今のところこの「フラッシュ」と「ヘルプ」の2単語です。


今は、朝起きた時には誰かがトイレにおしっこに連れていきますが、それ以外はどれだけほったらかしにしていてもトイレをしたくなったら走り寄って来て教えてくれます。

心の底から楽です。


特に私がコロナで倒れていた時、ヒカルがトイレをしたいと言ったら上三人がトイレに連れていってちゃんと世話をしてくれて非常に助かりました。


今はヒカルはさすがに自分のお尻は拭くことができませんので、ぜひ一刻も早く自分でお尻拭けるようになりますようにと母は祈っています。


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| おむつなし育児 | 16:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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自家製みりん初使用 魚恋し・・・


例のあの丸一日を過ぎてから体調すこぶる良く、それもまた謎で怖いなぁと思いながらゆっくりと過ごしています。

逆にヤンペルが昨日昼ごろから激しい腹痛を訴え、昨晩は眠れぬ夜を過ごしていました。

奇跡的に、私が絶不調の時はヤンペル絶好調、ヤンペル絶不調の時は私が絶好調なのですごく助かっています。

いままでになく夫婦で支え合っております。

コロナ闘病中に相当看病してもらったおかげで、ヤンペル様への感謝からの献身度が倍増している時期なので、我ながら気味が悪いほど癒しの態度でヤンペルに接しています。

(主にポカリスエットを提供)


さて、2019年の秋に私の発酵の師匠と一緒に仕込んだみりんを先日初めて使用しました。

2020年の夏頃からはすでに使える状態になっていたのですが、勿体なさ過ぎて日々眺めたり香りを楽しんだりして愛でていました。

先生と一緒に仕込んだみりんの横には、自分だけで倍量で仕込んだみりんもあります。

コロナにかかって改めて強く思ったこと、それは「いつどうなってもできるだけ後悔のないように」ということ。

ということで、大事に育ててきたみりんの使用をこのタイミングで開始したというわけです。

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美しい色に育ってくれました。

これこそThe手前味噌ですが、熟成に熟成を重ね極上のみりんが出来上がっています。

この自家製みりんを使って初めて作るものは相当特別なものでなければと思い、熟考した結果がこちらです。


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若鮎。


みりんを使用したのは皮の部分ですが、みりん効果でモッチモチに仕上がりました。

中には、インドのオンラインショッピングで購入した白玉粉を利用して作ったぎゅうひが入っています。

甘い物自粛生活ではありますが、こればかりは私も少し食べました。

めっちゃくちゃおいしかったです。

子供達にこの形は何かわかるよね?と聞いてみたところ、「・・・虫なの?」と失礼なコメント。

これはね、わかあゆっていってねぇ日本ではみんなが知っているお魚の形のお菓子なんだよ、としっかり教え込んでおきましたので、「わかあゆ」という超基本の日本語の語彙が増えました。

このわかあゆ、意外と簡単に作れるし、なによりとてもおいしかったので、これからは日常的に作りたいと思います。

こんなお菓子を食べてしまったら、ますますますます日本のお魚(特に生魚、お寿司)を食べたい気持ちが募って仕方がありません。

しかしまさかラダックで、大好きな若鮎を作って食べる日が来るとは・・・。


また、写真を撮る前に子供達がみんな食べてしまったので写真はありませんが、昨日は自家製みりん使用のカステラを焼きました。

はっきり言って、私が理想とするカステラにはまだまだ程遠い感じで焼き上がりましたが、さすがみりんのおかげでおいしく仕上がり特に子供達は大満足だった様子。

このみりんを日常の料理にどぼどぼ使うのは勿体無いので、これからは和菓子を作りたいと思います。

どらやき、みたらし団子など、なんだか色々作れそうです。

・・・でも照り焼きチキンとか、幻の手羽先にこのみりんを使ったらぐっと美味しく仕上がりそうです。

どの料理に自家製みりんを使うか、非常に悩ましいところです。


それに自家製みりんの嬉しい副産物、みりん粕(こぼれ梅)も大量にありますので、それをつかってみるのも楽しみです。

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同じ値段なら


引き続き体調は安定しています。

後遺症は長く続くと覚悟して、無理せずにできることをしながら生活するように心がけます。


さて、最近ラダックでは、ちょっとおいしいお肉が買えるようになりました。

これまでひたすら冷凍のムネ肉か手羽元を買って食べていたのですが、なんとチョスパで手羽先とモモ肉が買えるのです。

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手羽先のオーブン焼き。

このオーブン焼き以外にも、世界の山ちゃん風の手羽先も何度か作りました。


昨日はモモ肉を使って
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揚げない唐揚げでした。


これは、ムネ肉で作った、チキンハム。
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最近ちょっとはまっている低温調理で。

ジップロック袋に調味液と胸肉を入れて60度前後で1時間半ほど放置するのみ。

ムネ肉は本当にパッサパサしていて、いろいろ工夫しつつもあまり美味しくないと思いながら食べていたのですが、このハムはしっとりジューシー、めちゃくちゃ満足度が高いです。

パンに挟んだりおつまみにして食べています。


ところでこの手羽先ともも肉とムネ肉、なんと値段が同じなのです。

500グラムで190ルピー、280円程度。

使い勝手や美味しさを考えると、同じ値段なら断然モモ肉一択です。

なぜ同じ値段なのか不思議すぎる。

前述した通り昨日はもも肉を使って唐揚げを作ったのですが、我が家初めてのモモ肉料理でした。

当然ですがムネ肉の唐揚げとは比べ物にならない仕上がりでした。

親子丼、カオマンガイ、ステーキ、照り焼き、シチューなどなど、今までムネ肉で作ってきた数々の料理をモモ肉で試すのが楽しみすぎな今日この頃です。

チキン照り焼きバーガーとか、もも肉を使ったお惣菜パンも開発できそう。

しばらくすると必ず在庫切れになって悲しい思いをすることがわかっているので、モモ肉全て買い占め宣言です。

ベーカリー用に入手した業務用の大きい冷凍庫が大活躍の予感です。

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