さて、インド家族旅行の記録を少しづつ書いていきたいと思います。
インド家族旅行編は、日記形式にてお届けいたします。
12月15日 デリーにて旅の準備
今回の陸路旅のため、車にカーナビを取り付ける。


デリー滞在時に秋生が書いたらくがき
12月16日 デリーからジャイプールへ
午前中はデリーの銀行で用事があったため昼頃の出発に。
運転手はとってもいい人なので「生き仏」というニックネームがついたクショ。
クショは、夏の間はHidden Himalayaの専属ドライバー。
物静かながら、きちんと仕事をしてくれるので私たちは彼のことをとても信頼している。
デリーを出発するときに渋滞に巻き込まれて予想外に時間がかかり、夜遅くジャイプールに到着。
私は添乗員時代にジャイプールに来たことがあったけれど、私以外のみんなは初のジャイプール。
アンベール城など有名な観光地を巡る予定だったけれど、「見なくてもいっか」という意見で一致し、結局何も観光せずにジャイプールは宿泊するのみで通り過ぎた。
食堂のメニューにはヒンディー語しか書いてなかった。

創一と秋生がメニューを読んでくれたけれど、さっぱりわからなかった。



辛くしないでほしいと注文するも、激辛い。
普段激辛カレーをほとんど食べない私たちは、旅行中頻繁におなかを壊していた。
12月17日 ジャイプールからウダイプルへ
次の目的地をウダイプルに設定。
今日こそは少しでも観光できるようにと、朝早くジャイプールを出発する。
高速道路を走り、ウダイプルへ。

高速道路の料金所にて。
人がたくさん車の後ろに張り付いている。
インドではよく見る光景。
ウダイプルに到着し、ゲストハウスにチェックインする。
2段ベッドにはしゃぐ子供たち。
いつ転がり落ちるかひやひやした。


ウダイプルの観光は、湖に決定。
夕日の時間に合わせてボートに乗った。




夕日は美しかったし、ボートも楽しかった。
でもウダイプルでの一番の思い出は、ボート乗り場で食べた茹でとうもろこし。

子供たちが気に入ってボートに乗る前もあとも食べた。
夕ご飯の時にもまだトウモロコシを食べたいと言っていた。
12月18日
この日は私の誕生日だった。
みんなと一緒に元気で旅ができることを幸せに感じる。
ひたすら南へ。
ドゥーレという町で宿泊することに。
12月19日アジャンタ観光
ヤンペルが絶対に外せないと言っていた、仏教石窟寺院群のアジャンタへ到着。
ザンスカールのヤンペルの実家と近い村の人たちに偶然出会う。

石窟寺院群へと向かうためのバスを待っていると、日本語をしゃべるガイドさんが雇ってほしいとやってくる。
非常に怪しいがいい人そうなのでお願いし、一緒にバスに乗る。


バス待ち中に無理やり売りつけられた帽子を秋生がかぶっている。




インド人の女子と抱きしめあう直人。

アジャンタで一番興奮していたのが、長男創一だった。
ガイドさんに張り付いて、熱心に質問をぶつけていた。
創一は仏教に非常に興味があるらしい。
驚いたのが、創一がお釈迦様の生涯のお話をほとんど理解していたことだった。
どうしてそんなことまで知っているのかとヤンペルが創一に聞いたところ、手塚治虫の漫画「仏陀」を読んでわかるようになったのだと言っていた。
英語に翻訳された漫画なので、ただ絵を見ていただけだと思っていたら、ちゃんと文章も読んで細部まで理解していたらしい。
将来が楽しみだ。
次男秋生は、いつも通りウロチョロしていて、がけから落ちないかずっとハラハラだった。
最後にガイドさんの知り合いの店に連れていかれ、懇願されてアジャンタでとれたという水晶を大量に買わされる。
想定内だけれど、非常に疲れた。
アジャンタのありがたい石は、すべて家の仏間にお供えしようと思う。
ガイドさんは最後まで怪しかった。でもとてもいい人だった。
何より子供たちの質問にたくさん答えてくれたのがありがたかった。
アジャンタで大満足したので、エローラは見学せず、また南に向かう。
この日の宿探しは大変だった。
行けるところまで行って宿に飛び込もうと思っていたのだけれど、なかなか宿が見つからない。
モハメドナガルという町で、ようやく工事中のような宿を見つけ、何とかチェックインしとりあえず寝る。
--ゴアからバイラクペ編に続きます--
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