今日はモクトとよばれる、我が家の蒸し器が大活躍でした。
まずはお昼、創一が帰ってくる前に黒糖蒸しパンに挑戦しました。
レー一番のスーパーマーケット「チョスパ」で発見した黒糖。
700グラム入りで250ルピーと目が飛び出るような値段でしたが、思い切って黒糖蒸しパンを作るために購入。
この高級黒糖と、気に入りすぎているドライフルーツ屋さんのくるみとレーズンと半生アプリコットを使っての蒸しパンづくり。
粉はFine Attaと呼ばれる全粒粉を最近は好んで使っています。
今まではMaidaという中力粉ばかり使ってなんでも作っていたのですが、あまり体に良くないらしいと聞いてから、控えるようにしているのです。
Fine Attaだけだとあまり食感が良くない気がして、少量のコーンフラワーを混ぜています。
それに、スキムミルク、植物油、ベーキングパウダー、ドライイースト、砂糖、塩など
ラダックで手に入るもののみで作りました。
夫ヤンペル直伝のティモ(蒸しパン)の形に。

蒸す前
蒸し時間は15分。

いい感じに蒸しあがりました。
くるみとレーズン、くるみとドライあんずの組み合わせが大変おいしゅうございました。

大量に作ってみんなで大量に食べましたが、まだ3分の1ほど残っていますので、また明日のお楽しみにしたいと思います。
続きましては、なんと夕食に茶碗蒸し。
日本では実家の母の作る激ウマ料理に頼りきっていて、一切自分で料理をしませんでした。
大学生時代の一人暮らしの時もひどいもので、カップラーメンとかバイト先の賄いとかに頼りきって生活をしていた情けないヤツでした。
もちろん茶碗蒸しなど人生初。
いろいろ調べて
ラダックでもできる茶碗蒸しを作ってみました。
鶏肉・・・。骨なしチキンはありませんので、冷凍の骨付きチキンを回答してちまちまと骨を取って小さく刻みました。
その他、モンゴルという小松菜みたいな葉野菜をゆでて刻んで、それから缶詰のスイートコーンを豪華に使用。
極めつけは花弁の形をした人参で自己満足の極みに。

茶碗蒸しの器は、茶碗蒸しにぴったり過ぎる日本から持ってきていた湯のみ。

チキンの骨取りとか、だしをチキンの骨とか貴重なかつおパックを利用して取ったりと下準備にずいぶん手間取りました。
いよいよ最後の仕上げ、「蒸し」に入った途端に、長時間の停電に。
蒸し具合もよく見えず、出来上がり具合もよく確認できませんでしたが、暗闇の中で食べた茶碗蒸しは最高でした。

「茶碗蒸しは目で楽しみながら食べたいのに、停電め!!!」などとブツブツ言いながら食べ終わったところで電気復旧。
せっかく素敵な茶碗蒸しの写真をとってブログに掲載しようと思っていたのに、暗闇の中に浮かび上がるあまり美味しくなさそうな茶碗蒸しの写真だけしか撮れませんでした。
今までは蒸し器は、モモ(ヤンペルの蒸し餃子)とかティモ(ヤンペルが作る
ラダックの蒸しパン)、そして最近私が頻繁に肉まんもどきを作っていたりと、本当にワンパターン化していたのですが、まさか私が茶碗蒸しを作る日が来るとは。
これからはもっと頻繁に蒸して蒸して蒸しまくりたいと思います。