ねずみに足をかじられた話
昨日、デリーからレーへの航空券を手配完了しました。
24日の朝インディアンエアラインズ(IC)のフライトで、デリーを離れることになりました。
キングフィッシャー航空(IT)が一番安かったのですが、今回は預ける荷物がたくさんあるので、荷物を10㌔づつ余分に運べるインディアンエアラインズで飛ぶことに決めました。
ちなみに、洪水のあと、観光客が激減したおかげで、航空券代がとても安くなっています。
大人一人当たり3,500ルピー(約7,000円)、我が子は550ルピー(約1,100円)でした。
さて、あと2日でデリー滞在が終了します。
私たちは、デリーの北東部のRohini(ロヒニ)というところに滞在しています。
泊まっているところはチベッタンユースホステルという、チベット系の学生寮のようなところ。
夫が大学生だったころに寄宿していた場所です。
その時に親しくなったザンスカールの「チョンベルさん」が、職員として住み込んで働いていらっしゃるので、そこに転がり込ませてもらっているのです。
食事も無料で付いてくるのでありがたい暮らしです。
ただし、いろいろと不便なことがあります。
まず一番は、ねずみの出没。
朝に昼に夜に、チュウチュウとそこらじゅうを走り回って私たちを驚かせてくれます。
特に驚いたのは、寝ているときに足先をガブリとやられた時。
最近、我が子創一も激しく噛み付いてくるので、寝ぼけて「創一やめてよ~」と言った所、創一は隣ですやすやと寝ていましたので犯人がねずみだと判明したと言ういきさつです。
ところで、チョンベルさんの部屋には、一応ねずみ取りが仕掛けてあります。
小さな鳥かごのような箱に食べ物を仕掛けているのですが、残念ながら頭の良いねずみらしく、最近は食べ物だけとられて逃げられ続けているそうです。
ネズミ捕り?ザンスカール出身なのにねずみを殺すのか?と思った方、ご安心ください。
聞いてみたところ、もちろん殺さないとの回答でした。
ねずみ捕りにねずみがかかった場合、まず親切にものどが渇いているであろうねずみに、お水を飲ませてあげるとのこと。
ザンスカールでは、お客様に水も出さないという失礼な行為はありえない、ねずみだろうと何だろうとせめてお水だけはあげておもてなしをするべき、という考え方からそうしているそうです。
そして、オンマニペメフムと言いながらねずみを外に逃がしてあげるそうです。
・・・そんなことをして盛大にもてなしたら、居心地がよくてねずみはまた戻ってくるだろうな、と思うのは私だけではないはず。
とにかく、はやくあのヒマラヤのきれいな空気が吸いたい、待ちきれない思いで過ごす毎日です。
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