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ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~

ラダックの都「レー」でザンスカール人の夫と子供たちと過ごす毎日

2010年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年09月

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ザンスカールの動画をたくさんアップしました

2010年6月にザンスカールを訪問した時の動画や我が子の動画を、Hidden Himalaya日本語ウェブページにたくさんアップしましたのでお知らせです。

動画のページはこちら 

見どころは、我が子のために開催された誕生祝いの儀式、サンシャンの動画です。
以下、動画の一例をご紹介します。

サンシャンの様子



ハイビジョンで撮影の我が子


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| お知らせ | 10:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラダックのための募金活動ご協力のお願い

8月上旬にラダックで起こった大規模な洪水、泥流の爪痕がのこるラダック

私の夫もレーで救援活動やボランティア活動に携わり、直に見た現地の悲惨さを私に伝えてきています。

家を流されてしまった人々が暮らすテント生活の状況などを聞いていると、やはり支援を必要とされている方がたくさんいらっしゃるようです。

本当にありがたいことに、このブログを通じて「ラダックのために何かしたい」というメッセージを複数いただきました。

私もラダックのために何かできることがあれば・・・と考えていました。

また、チベット文化圏を心から愛し、ラダックザンスカールを何度も訪れた経験がある「GNHトラベル&サービス」の社長である山名訓さんとも、どのような形で支援するのがベストかと日々相談を重ねてきました。

そしてこの度、Hidden Himalaya とGNHトラベル&サービスラダックのための募金活動を行うことにいたしました。

夫によると正確な数字はわからないそうですが、いまだ多くの方が主にチョクラムサルの近くで避難生活を送っていらっしゃるそうです。

食料をはじめ、衣服など取り急ぎの生活に必要な物資は、主に増便の空輸によってどんどんと届けられているそうです。

家を失った人のため、一部の機関(政府や支援団体)によって資金の援助などが行われ始めているそうなのですがその補助金を受け取れる方は一部に過ぎず、平等に分配されているとはとても言いがたい状況だそうです。

ということで、具体的には以下のとおりの方法で現地を支援します。



GNHトラベル&サービスと共同で募金活動を行います。

② 9月中旬以降、ラダックへと帰る際に現金を現地に持ち帰り、現地通貨に換金。

③ 被災者の暮らすテント村を訪問し政府などから援助を受けられていない人々に直接現金を渡します。


収支の詳細や実際の活動内容の報告は後日、当ブログを通じて報告をさせていただきます。

支援金の振込先の詳細については「GNHトラベル&サービス(株式会社グローバルネイションホリデイズトラベルアンドサービス)」のラダックの災害に関する募金のお願い のページをご参照ください。


どうぞよろしくお願いいたします。

HIDDEN HIMALAYA 上甲紗智
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レーの現状について(京都大学学士山岳会の阪本さんより)

ラダックで発生した災害のニュースを受けて、このブログを通じて毎日いろいろな方よりお見舞いのメッセージをいただきます。


本当にありがとうございます。
私の本拠地であるレーがめちゃくちゃな状態にあるということは、信じたくないですが事実です。
皆様からの励ましのメッセージを頂くと、少しづつではありますが前向きな気持ちになります。

この夏に壮大な遠征の計画をされていて今からまさにレーに飛ばん・・とされていた時にデリーで洪水のニュースをお知りになり、やむなく計画を中止して、12日にご帰国された京都大学学士山岳会の阪本さんより、レーの状況について詳しい情報を頂きました。

以下、頂きました貴重な情報です。

「8月5日に突然予測もしなかった激しい集中豪雨がラダック地方を襲い、樹木のほとんどない岩と砂の世界のラダックのあちこちで、8月6日未明より土石流の洪水が発生。ラダックの中心地の街レー周辺の数多くの家屋が土石流で埋まり、道路や橋もあちこちで崩壊。負傷者、死亡者、行方不明者が多数でているとのニュースを、8月朝の新聞やテレビの報道で知りました。基幹の道路であるManali- Lehの道路、Shrinagar - Kargil - Lehの道路も通行不能の状態におちいり、外部からラダックザンスカールへの食料、燃料等の輸送も全く不可能な状態になりました。
----中略--

8月11日の現地ニュースでは、今回の災害における死亡者は166名、行方不明者400名以上と伝えられていました(その内、外国人の死亡者は23名)。
しかし、電気、電話、携帯電話等の施設も崩壊されており、未だ平常の通信手段がとれていない状態です。従って、レーの街から離れたラダックザンスカールの山村がどのような状態になっているのか、未だ詳しい情報が入手出来ていない状態の模様です。
レーの近辺に滞在していた観光客とトレーカーの約5000人の内、11日現在では約3500人が、民間航空機と空軍の飛行機でデリーに脱出させる事が出来たと報道されていました。しかし、ラダックやザンスカールの山の中を歩いていた外国人トレッカーとは殆ど連絡が取れていない模様で、安否が懸念されています。」

また、マナリの道路がつい先日何とか開通し物資などは徐々にやってきているというお話でした。
ですので、しばらくの間陸の孤島だったレーもようやくほかの地域との接触が可能になったようです。

私もいろいろな方より、レーに住むご友人の安否やレーの状況を心配されているというメールを頂いていたため、正確な情報を皆様にお知らせするべく、夫と連絡を取ろうと日夜電話をかけていたのですが、非常に通信状態が悪く、ずっとつながりませんでした。

ようやく12日の午後に途切れ途切れではありますが話をすることができました。
夫も、レーで被害にあわれた方のために奔走している様子でしたが、町で災害でお亡くなりになられた方のご遺体を目にすることも何度かあったようで非常に落ち込んでいました。
また、テントで暮らす人たちは、次なる災害やおそらく発生するであろう疫病をとても心配して過ごしていらっしゃると行っていました。

不謹慎かもしれませんが、8ヶ月の我が子を育てている母親としては日本に帰国していて不幸中の幸いだったなぁと正直に思ってしまいました。

早くもラダックのために募金を募っていただいている会社や団体の方々が活動を始めてくださっていると聞きました。
私もラダックのためにできることは精一杯させていただくつもりです。
阪本さんをはじめ、ラダックを愛してくださっている方に感謝の気持ちで涙が出て来そうです・・・・。

Leh の土石流災害(8月7日Hindustan Times )No.2

阪本さん、本当にお疲れ様でした。
情報の掲載の許可を頂き心より感謝しています。




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| お知らせ | 01:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラダックにいる夫と連絡が取れました


日本に帰ってきてからはや1カ月弱。

私も息子も、元気に暮らしています。

実は8月4日から8月10日まで、福岡から出港し、韓国の釜山、中国の天津、そして韓国のチェジュ島をめぐるクルージングに行っていました。

その間、ニュースなどを見ていなかったため、6日に発生した大洪水について何も知らずに過ごしていましたのですが、帰ってきてからそれを知り、急いで夫と連絡を取りました。

夫も親戚も私の知っている人たちは皆無事だったのですが、ラダックの被害状況は、かなり深刻な様子です。

短いベストシーズンを迎えていたラダックには、たくさんのお客様が滞在していらっしゃいましたし、これからラダック入りされるお客様もたくさんいらっしゃったこのタイミングでの大洪水・・・。
異常気象と世界中で叫ばれている昨今ですが、まさかラダックでこのような事態になるとは、思いもよらないことでした。

夫に状況を尋ねたところ、携帯も固定電話も通常のようには使えないとのことでした。
ようやくとぎれとぎれではありますが、携帯電話が使えるようになってきました。

インターネットは、ダイヤルアップもブロードバンドも使えず、サテライトを設置している町のネットカフェ2件のみが機能しているらしいとのことで、観光客の方たちが行列を作っているそうです。

レーの町はまだまだ混乱状態で、不安定な天候におびえる町の人たちが避難テントで暮らしていると聞きました。
ニュースを拝見しましたところ、行方不明の方も多いようで、本当に心が痛いです。
この夏ラダックに滞在されている「ラダックの風息」の著者様も、今年からレー(および近郊)にお住まいのラダックの男性と結婚された奥様方も、ご無事でいらっしゃるかとても心配しています。


道路状況ですが、土砂崩れはもちろん、橋なども壊されているところがあり、通常の観光は今の段階では無理だそうです。
いまスムーズに行ける場所は、ヌブラとその周辺のみで、現地に滞在している観光客の方々は、予定を変更してヌブラに行かれている方が多いそうです。

その他の地域の復旧の進み具合は、今後の天気の状態に左右されるそうです。
2年前にザンスカールを訪れた時には、やはり鉄砲水のせいでアルチ近郊の大きな橋が流されてしまいましたが、その時は確か軍隊がせっせと働いてくれたおかげで1週間ほどで再建されていました。

この夏のラダックご旅行をこれから検討されていた方々からも問い合わせをいただいていますが、個人的にはまたの機会をご検討いただきたいと思っています。
いまから観光にご出発されても、テント生活の人々や被害を受けた地域をご覧になることになり、つらい思いをさせてしまうと思いますので・・・。

もちろん復興の状況次第では、自信を持ってラダックにお越しください!と言える日が近く来るかもしれませんが・・。

とにもかくにも、一刻も早いラダックの復興を心よりお祈りしています。

なお、さらに詳しい被害状況については、チベット文化圏の旅行(特にブータンやラダック・ザンスカール)を専門とする素敵な旅行会社「GNHトラベル」のブログに掲載されています。

 http://blog.livedoor.jp/gnhtravel-staff/archives/682932.html 

今回、私の尊敬する大先輩でもあるGNHトラベルの社長さんがラダックにいる私の夫と連絡を取っていただき、夫とスムーズな連絡を取ることができましたので、この場を借りて心からお礼を申し上げます。


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| お知らせ | 13:49 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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