まだまだ外出制限中の
ラダックですが、先日も書いた通り、徐々に買い物のためレーに移動することが許されたり、25日から国内線が本当にわずかですが飛んだりと、復興への道がひらけてきたような気がします。
とはいえ、また
ラダック内で新たに感染者が発生したため、今後の動向がまだ読めない今日この頃です。
また、このコロナ禍問題に加えて、
パンゴン湖付近では中国軍の動きが怪しくなってきているという話も聞いています。
中国軍の怪しい動きは、これまでも頻繁にあったのですが、今回はインド軍も対応準備をしているということで、いつもよりも緊迫度が上がっている感じがします。
コロナに加えて、戦争状態になってしまったら、すでに完全メタメタ状態なのに、さらに困ったことになります。
どうか何も大きなことが起こらずこのまま平和に落ち着いて欲しいと願うばかりです。
外出できなくなってもうすぐ3ヶ月。
その間、物資不足、外出できない、など全てが本当に不便でしたが、その中でも特に困ったことが2つありました。
一つは畑に植える農作物の種や苗を買うことができなかったこと。
昨年収穫した野菜から採取した種はもちろん保存していたので植えたのですが、それでは十分ではありません。
毎年少しづつ苗や種を買い足して、畑に野菜を植えているのですが、完全封鎖で買いに行けないし売っていない。
何日も何日も、ヤンペルが知り合いに「苗とか種を探してくれ!!」と頼んでツテを探して、ようやく入手、なんとか蒔き時に間に合って今は畑ですくすくと野菜たちが成長してくれていますが、当時は今年野菜を収穫することができるのか?と心配の極みでした。
もう一つ困ったこと、それはキッチンの蛇口が壊れたことでした。
冬の間は凍結するので家中の蛇口が使えなくなるのですが、春になって朝晩水が凍らなくなると水道から水がでるように設定し直して、非常に便利な毎日を楽しんでいました。
が、ある日蛇口が突然壊れ、ひねっても全く水が出ないようになりました。
日本では考えられませんが、
ラダックでは割とどんなものでも頻繁に壊れます。
ドアノブとか、棚とか、引き出しとか、シャワーとか蛇口とか、どんなものでも。
普段だったら修理やさんを呼んで直してもらうのですが、コロナのロックダウン中で、もちろん水道修理屋さんを呼べない。
ヤンペルが、そんな時は自分で挑戦してみるしかないと奮い起ち、1日かけて試行錯誤しながら自分で直していましたが、途中キッチンが水浸しになったり、蛇口を閉めても水が止まらないなど、やはり餅は餅屋に任せたいと改めて思ったのでした。
とりあえずなんとか修復できたものの、何かが少し間違っているのか、蛇口を閉めても水がポタポタすることが多く、貴重な水が勿体無い。
早くロックダウンが終わって職人さんに直してもらいたい。
それまでは水を無駄にしないように常にボウルに水をためて、食器洗いとか水やりとかに使います。
さて、最近恒例となっている
ラダックの写真、今回は
パンゴン湖を紹介させていただきます。
お仕事や調査でなんども訪れていますが、いつ訪問しても違う表情を見せてくれる
パンゴン湖。
同じ湖とは思えない・・・!
天気、雲の具合、時間、などなどによって全く違う色に見えるから不思議です。
曇っていたり雨が降っていたら、本当に本当に残念ながら灰色の湖面なので残念なのですが・・・・・、こればかりは運によります。
ヒドゥンヒマラヤのお客様が
パンゴン湖に行かれる時には、どうか晴れますようにと、いつも全力で祈っています。
最後のおまけは夫が撮影した、もう一つの美しい湖「ツォモリリ湖」です。
コロナ終息、そして中国軍が落ち着いて、またいつの日か、みなさまの
パンゴン湖へのご旅行を安全にお手伝いできる日が来ますように!
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